＊大会組織委員会
東京オリンピック・パラリンピックの開会式で実質的な演出のトップだった小林賢太郎氏が解任されたことを受けて、組織委員会では開花式の対応をどうするか緊急の協議が行われています。
小林氏はお笑いコンビ「ラーメンズ」時代に「ユダヤ人大量虐殺（ホロコースト）」をネタにしていたことが問題視され、アメリカのユダヤ人団体から抗議を受けていました。
五輪憲章が掲げている自由や平等、平和と真っ向から対立することもあり、組織委員会もユダヤ人団体の抗議を受けて小林氏の解任を決定。
毎日新聞の記事には五輪関係者のコメントとして、「五輪が潰れかねない」「選手入場だけにするなど開会式全体の演出を変える必要がある」などと書いてあり、大会組織委員会に大きな衝撃を与えていると報じられています。
問題なのは小林氏が演出家として開会式の多くに関与していたことで、開会式の前日に構成そのものを見直す案が浮上しているほどです。
場合によっては演出部分を全て取り止める可能性もあるとして、組織委員会は大慌てで開会式の準備作業をしています。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、五輪開閉会式チームで実質的演出トップを務める演出家、小林賢太郎氏を解任した。お笑いコンビ「ラーメンズ」時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺（ホロコースト）」をネタにしていたことが判明し、即日解任した。米人権団体から抗議されていた。
今度は演出担当者「五輪潰れかねない」 開会式前日の衝撃
https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/050/057000c
国際オリンピック委員会（IOC）の事情に詳しい大会関係者は「西洋の価値観と真っ向からぶつかる発言でメガトン級。五輪が潰れかねない。小林氏をやめさせるだけでは済まず、選手入場だけにするなど開会式全体の演出を変える必要がある」と話す。
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