首都圏で病床使用率が急激に高まっています。
7月25日の時点で東京都の病床使用率は130%となり、神奈川県122%や埼玉県101%、千葉県105%など首都圏全体で100%を超えていました。
感染者数も連日の1000人超えが続き、患者の対応をしている医療機関からは「もう限界」「五輪どころじゃない」というような悲鳴が相次いでいます。
テレビ朝日によると、デルタ株の影響で年齢の若い人にも感染が拡大し、都内の入院患者数は2638人に急増。僅か1ヶ月間で約1300人の増加となり、昭和大学病院・相良博典病院長も「医療現場でもオリンピックを楽しみたいが、なかなか現場では非常に厳しい状況。重症患者も非常に増えている。我々の中ではそれどころではないのが現状です」と厳しい現状を訴えていました。
もはや医療機関の受け入れ余力はほぼ無くなる寸前で、このまま数日でも感染者数が増え続けると、前のような医療崩壊が起きることになるかもしれません。
新型コロナウイルス対策ダッシュボード
https://www.stopcovid19.jp/
都内の医療逼迫 病院院長「五輪どころじゃない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/635dc3aad1b7853925fb4ca7567e0a2e54365af1
東京オリンピックが開幕しましたが、都内では医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し始めています。ANNの取材に応じた病院の院長は「現場は非常に厳しい状況でオリンピックどころではない」と危機感を示しました。
昭和大学病院・相良博典病院長:「医療現場でもオリンピックを楽しみたいが、なかなか現場では非常に厳しい状況。重症患者も非常に増えている。我々の中ではそれどころではないのが現状です」
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