*自民党
菅義偉首相が自民党の二階幹事長を交代する方向で検討していることが分かりました。
これは先日に自民党総裁選への立候補を表明した岸田前政調会長が、党役員の任期を制限する改革案を掲げていることに対する対抗措置だと思われ、既に二階幹事長も菅首相に幹事長の交代を容認する旨の意見を伝えているとのことです。
岸田氏の改革案では党役員の任期を「連続3期まで」と定め、二階幹事長のように特定のポストを個人が牛耳ることを防ごうとする内容になっています。
当初は二階幹事長も「全然そんなこと、日ごろ聞いたことありません」「今ここに来て急に岸田が言ったから、どうしなきゃいかんって」などとコメントして反発するも、菅首相との会談後に幹事長の交代を認める方向だと意見を転換していました。
背景には次期衆議院選挙で自民党の敗北が予想されていることから、幹事長として選挙敗北の責任を取るより、今の段階で別の人に譲るのが得策だと判断したのだと思われます。
自民党内部で二階幹事長への反発は根強く、党内の支持を得るためにも菅首相が二階幹事長の交代を決断した形です。
【独自】二階氏 幹事長交代容認の考えを菅総理に伝達
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f8252ebad09dd7c80a2f840cde8be73014e46b5
自民党の二階幹事長がきょう菅総理大臣と会談した際に、「自分には遠慮せず人事をやってほしい」と自らの幹事長交代を容認する考えを伝えていたことがテレビ東京の取材でわかりました。
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