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東京都で新規感染者1834人、本当に減少傾向?行政検査数は3日間平均で1万件以下 1日3000件以下の日も 陽性率は変わらず


*東京都
東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少していると報道されていますが、実際に詳細なデータを見てみると、感染者数は横ばいとなっていることが分かりました。

東京都の速報値によると、新型コロナウイルスの新規感染者は先週から緩やかに減少し、一時期は1日あたりで5000人を超えることもありましたが、9月8日の速報値は1834人に減少。
ピーク時と比べて半減している状況で、メディアは「新規感染者が減少傾向に入った」と取り上げていました。

しかしながら、肝心の行政検査数もピーク時の2万件超と比べて半分の1万件以下まで落ち込み、9月5日に関しては2786件だけとなっています。
陽性率は10%以上の水準が続き、アメリカのニューヨークが5%以上で非常事態宣言を出していたことを考えると、その倍以上が続いている東京都は減ったとしても気休め程度の水準です。

ピーク時と比べたら多少は減ったと言えるかもしれませんが、行政検査数の低迷を含めてみた場合、必ずしも新規感染者が純粋に減ったとは言い難く、検査不足から陽性者を大量に取り逃している可能性が高いのではないかと推測することが出来るのです。

 

東京都 新型コロナウイルス速報値
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2447.files/2447.pdf

 

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