2019年に東京都豊島区の池袋で乗用車が暴走した事故で親子2名が死亡した事故で、運転手の飯塚幸三被告が控訴しない意向を固めたことが分かりました。
この事故を巡っては先日に東京地裁で禁錮5年の実刑判決が出ており、これに飯塚被告が控訴するかどうかに注目が集まっていました。
TBSの独自記事によると、飯塚被告は弁護士らにも控訴しない意向を通達済みで、裁判所の決定に従って収監を受け入れ、罪を償う方向で調整しているとのことです。
当初は東京地裁の決定に反発して控訴するのではないかと言われていましたが、それはせずに一連の事故訴訟に幕を下ろした形となります。
一方で、飯塚被告は90歳と高齢で歩行も難しいことから、刑務所に収監されるかは決まっておらず、これから関係機関で確認作業を行うとしていました。
高齢者の自動車運転リスクにも注目が集まった事故だけに、事故防止対策や高齢者の自動車運転を見直す動きにも繋がりそうです。
*控訴断念によって禁錮5年が確定
【独自】池袋暴走・飯塚被告控訴しない意向固める 禁錮5年確定へ
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4360588.htm
おととし、東京・池袋で乗用車が暴走し親子2人が死亡し9人が負傷した事故で、禁錮5年の実刑判決を受けた飯塚幸三被告が「控訴しない意向」を固めたことが、関係者への取材で分かりました。実刑判決が確定する見通しとなりました。
おととし4月、東京・池袋の路上で、飯塚幸三被告(90)が運転する乗用車が暴走し、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が亡くなり、9人が重軽傷を負いました。
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