ATMが止まるなどの深刻なシステムトラブルが多発しているみずほ銀行とみずほフィナンシャルグループに対して、国がシステム管理を行うと表明しました。
これは日本経済新聞や時事通信社などが複数の大手メディアが報道した情報で、金融庁は22日にも業務改善命令を出して、異例となるシステムの管理命令を発動するとのことです。
今日の記者会見で加藤勝信官房長官も事実関係を認め、みずほ銀行を柱として国がサポートする形になるとしていました。
みずほ銀行のシステムトラブルは今年だけでも複数回発生しており、今年2月行こうだけでも7回は確認されています。「ATMから出金できない」などの重いトラブルも多数見られ、利用者からは怒りや不満の声が相次いでいました。
金融庁は22日にもみずほフィナンシャルグループとみずほ銀行に対して業務改善命令を出し、異例となるシステムの「管理命令」をあわせて発動する。みずほは度重なるシステム障害の原因を完全に特定できておらず、異例の行政介入を招くことになった。金融庁も自ら銀行システムを管理して「無策」との批判をかわす狙いだが、障害が再発すれば共同責任を負うことになる。みずほも金融庁も、そろって背水の陣だ。
「銀行自ら管理が基本」 みずほシステムで加藤官房長官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092200570&g=pol
加藤勝信官房長官は２２日の記者会見で、システムトラブルが相次いだみずほ銀行に関し、「基本的な考え方は、安定的に金融サービスを提供していくためには銀行自ら、システム更改等にかかる適切な管理体制を構築していくことが重要だ」と指摘した。その上で「金融庁において必要な監督対応が行われていく」と述べた。金融庁が管理に関与することはないかと問われ「自らがやっていただくのが基本的な考え方だ」と強調した。
加藤勝信官房長官は、システムトラブルが相次いだみずほ銀行に関し、「基本的な考え方は、安定的に金融サービスを提供していくためには銀行自ら、システム更改等にかかる適切な管理体制を構築していくことが重要だ」と指摘しました。https://t.co/VKzX6futja
— 時事ドットコム（時事通信ニュース） (@jijicom) September 22, 2021
金融庁で「必要な監督・対応」と官房長官、みずほへの業務改善命令報道 https://t.co/1jx8QlgfIE pic.twitter.com/tZhgpG9LcY
— ロイター ビジネス (@ReutersJapanBiz) September 22, 2021
システム管理を外注しているのと同じかな。障害は減ると思う。 https://t.co/KcTiL9W13O
— 中村光一 (@koichi0926) September 21, 2021
デジタル庁は「システム」っていう言葉にびんびん反応しないの？
どういう関わり方をするのだろうか。https://t.co/2Kgto2LoXP— 霞が関一般職 (@NonCareer55) September 21, 2021
無理だろ。みずほが既に見つけた欠陥を教えて「花を持たせる」ならあり得るが→金融庁にはシステム運営やサイバーテロ対策を専門に検査する数十人規模の部隊がある。エンジニアらを派遣して欠陥がないか検査する
金融庁・みずほ、背水の陣 システム障害究明へ異例処分: 日経 https://t.co/WrH4RzGARA— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) September 21, 2021
金融庁・みずほ、背水の陣 システム障害究明へ異例処分：日本経済新聞
金融庁も共に泥沼にハマる予感が…みずほのシステムはサグラダファミリアと称されるほど複雑性を極めてしまっており、ガバナンスやデジタルリテラシーの有無云々の世界ではないと聞く。 https://t.co/eYTfEBDjQx— 眞下祐輔@新卒採用 (@mashimokin) September 21, 2021
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