*官邸
株式投資などの利益に対する課税を強化する金融所得課税の見直しについて、岸田文雄首相が先送り方向で調整していることが分かりました。
日本経済新聞によると、10月10日に出演したフジテレビ系の番組で岸田首相は「(金融所得課税について)当面は触ることは考えていない」と発言し、政策として実施するのは先になると強調。
少なくとも現時点で金融所得課税を早期に実施することはないとして、金融所得課税の先送りを表明しました。
自民党総裁選では税率の引き上げに前向きな発言をしていましたが、そこから一転して延長になった形です。
背景には市場の猛反発もあったと思われ、選挙への影響を考慮して延長を決めたと言われています。
金融所得課税の見直しを一転先送り 首相、市場に配慮
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA101CH0Q1A011C2000000/
岸田文雄首相は10日午前のフジテレビ番組で、金融所得課税について「当面は触ることは考えていない」と発言した。9月の自民党総裁選では「見直し」を公約に盛り込み、税率の引き上げに前向きな発言をしていた。
株で大儲けしてきた富裕層への税制は見直さないのだと繰り返す岸田首相。
「もともとあったさまざまなメニューの中で、優先順位について申し上げた」
よほど優先順位が低いらしい。
累進性を欠く金融所得課税を温存し、逆累進の消費税は減税しない。
これが「新しい資本主義」https://t.co/lZVzzMD8Gp— 山添 拓 (@pioneertaku84) October 10, 2021
えー、そこを見直すのが「新しい資本主義」じゃなかったの?。。→金融所得課税、当面見直さず 「すぐやる」は誤解―岸田首相:時事ドットコム https://t.co/DxLXi7McmC @jijicomより
— 長野智子 (@nagano_t) October 11, 2021
金融所得課税、当面触らず 岸田首相
新しい資本主義が聞いて呆れる。結局は信念も何も無い人。岸田ショックによる株価暴落で慌ててるだけ。当面触らずという言い方がまた姑息。選挙が終わった途端、言い出すのだろう。なぜ時限的消費税減税等の減税議論を先行させないのか。 https://t.co/cTD2mYst0N
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) October 10, 2021
あれだけ「1億円の壁」といっていたのに、早くも白旗のようです。世論は「一律」に反応したのであって、野党がいうように金融所得課税に累進課税を導入して、富裕層の譲渡益の税負担を増やせばよいのです。自民党政権では、富裕層優遇・大企業優遇が続き、再分配の財源は出てこない。政権交代が必要。 https://t.co/XevJITJ7a2
— 宮本徹 (@miyamototooru) October 10, 2021
不況の只中にあるにも拘わらず消費税減税も否定し、所得1億円以上になると一気に税負担が減る金融所得課税の見直しも反故にした岸田首相。朝令暮改も甚だしい。これは税の不公正を全く是正しないと明言したも同然。これで「再分配」などと口にしても全く信用がない。 https://t.co/pHXETWmdVm
— 異邦人 (@Narodovlastiye) October 10, 2021
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