*厚生労働省
日本の各地で3回目の新型コロナウイルス用のワクチン接種が開始されました。
3回目のワクチン接種は医師や看護師などの医療従事者を対象にして行われ、今月だけで100万人ほどが3回目のワクチン接種を完了する見通しです。来年1月からは65歳以上の高齢者のワクチン接種も始まり、最終的には全国民に対象範囲を拡大するとしています。
3回目のワクチン接種を巡っては専門家の間でも意見が割れている状態ですが、堀内詔子ワクチン担当相は「3回目接種がいわゆる発症予防・重症化予防、そして入院なさってしまうようなことを予防することに有益であるというふうには思っております」などと述べ、新変異株であるオミクロン株へのワクチン効果も期待できるのではないかと語っていました。
一方で、ワクチンの製造メーカーからは「オミクロン株には既存のワクチンが効かない恐れがある」というようなコメントが出ている状態で、新変異株の出現によってワクチン効果に否定的な意見が増えています。
オミクロン株は変異部分が多いことからワクチンすらも回避するのではないかと言われているだけに、3回目のワクチン接種に何処まで意味があるのか検討する必要性がありそうです。
3回目接種 自治体から接種間隔6か月に前倒し実施の要望も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211201/k10013369801000.html
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が12月1日から始まりましたが、オミクロン株の感染拡大も懸念されるなどとして、自治体からは2回目の接種からの間隔を6か月に前倒しして実施したいという要望も出ています。
堀内ワクチン相「3回目接種 オミクロン株の発症や重症化予防にも有益」
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4417223.htm
新型コロナワクチンの3回目の追加接種が、きょうから全国で医療従事者を対象に始まりました。
記者
「これから医療従事者への3回目のワクチン接種が始まります」
厚生労働省によりますと、きょうから始まった追加接種で、まず対象となるのは医師や看護師などの医療従事者で、今月は104万人への接種が見込まれています。
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