*竹中平蔵ちゃんねる
かつての郵政民営化担当大臣で、今は慶應義塾大学名誉教授として政府の政策に関与している竹中平蔵氏の発言が物議を醸しています。
問題となっているのは東洋経済オンラインに掲載されたインタビュー記事の内容です。
記事の中で竹中氏は自身が弱者切り捨て論者というのは誤解だと弁明した上で、「今の構造はある意味単純で、正規社員が非正規社員を搾取している。生産性に合わせて賃金が支払われなくてはならないのに、自分の生産性より高い賃金をもらっている正規と、自分の生産性より低い賃金しかもらえない非正規の二重構造になっている」とコメント。
今の社会構造は正社員が非正規社員から搾取しているとして、この不平等や賃金格差を是正する必要性があると語っていました。
また、労働時間ではなく、成果に賃金を支払う仕組みや金銭で解雇が可能となる金銭解雇のルールを作るべきだとも話しており、日本の労働環境は改革するべきだとしています。
この記事はネット上で大きな反響を呼び、野党系の政治家からも「竹中会長は正規と非正規の対立と分断をあおってます」「日本が衰退する元凶の一人」「非難されて然るべき」「労働者同士を対立させ、弱肉強食の社会にしてきたのが誰であるか、多くの人は誤解していない」などと批判や反発の声が噴出。
過去の政策提言で派遣などを推進して日本経済を弱体化させた張本人の1人だとして、逆に竹中氏への怒りのコメントが飛び交っていました。
竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」ベーシックインカムは究極のセーフティーネット
https://toyokeizai.net/articles/-/470801?page=3
ただし、多様な働き方をするうえで不平等があってはならない。残念ながら現在は、正規・非正規の間の「同一労働同一賃金」がまったく実現されていない。ここが大きな問題です。
今の構造はある意味単純で、正規社員が非正規社員を搾取している。生産性に合わせて賃金が支払われなくてはならないのに、自分の生産性より高い賃金をもらっている正規と、自分の生産性より低い賃金しかもらえない非正規の二重構造になっている。
稀代の詭弁家であるということはよく分かりました。ツッコミどころは満載で、間違いを探せば枚挙に暇がないですが、この人と議論をしようとしても論点をずらして逃げるので議論にならないということも、ここから分かりますね。https://t.co/yW4jXyCraU
— 室伏謙一 (@keipierremulot) December 2, 2021
「弱者切り捨て論者」と見られるのは「単なる誤解」と竹中氏。
続けて、「正規社員が非正規社員を搾取している」ーー非正規化で儲けをあげてきたのは大企業やパソナなどの派遣会社。労働者同士を対立させ、弱肉強食の社会にしてきたのが誰であるか、多くの人は誤解していない。https://t.co/QxSAQSdpyZ— 山添 拓 (@pioneertaku84) December 2, 2021
「私が弱者切り捨て論者というのは誤解です!」
「本当ですか?」
「当たり前じゃないですか!切り捨てでどうするんですか!弱者を生み出し続けて、そいつらを生かさず殺さずの状態で搾取し続けるのが私のビジネスモデルですよ!」 https://t.co/gMna1M5EKB
— 立川雲水 (@tatekawaunsui) December 2, 2021
誤解ではないだろ。人材派遣業で労働者からピンハネし、公務労働を敵視して公共サービスを削減・非正規化し、政府要職で長く政策に関与し続けている。日本が衰退する元凶の一人。非難されて然るべき。
竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」https://t.co/9E9gLaoAFt
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) December 2, 2021
いえいえ、誤解ではありません。労働者派遣法の改悪などで「ピンハネ」で低賃金の非正規雇用が広がりました。生活保護費などを財源にしたベーシックインカムはセーフティネットを破壊します。〈竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者というのは誤解」 〉 https://t.co/hkzeGCf32G #東洋経済オンライン
— 宮本徹 (@miyamototooru) December 2, 2021
竹中平蔵パソナ会長「正規労働者が非正規労働者を搾取している構造」と。
違います。
資本が正規、非正規両方の労働者を搾取しているのです。
竹中会長は正規と非正規の対立と分断をあおってます。そして資本による搾取という実態も覆い隠しています。 https://t.co/a1fHLQTJ54— 三浦誠・赤旗社会部長 (@redbear2014) December 1, 2021
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