日本政府、北京オリンピックへの閣僚派遣を見送りに！代理で山下泰裕会長らを派遣へ　外交ボイコットの言葉は使わず

＊官邸
2022年1月開催が予定されている中国の北京オリンピックについて、日本政府が閣僚派遣を見送りにする方向で調整していることが分かりました。

時事通信社によると、日本政府はアメリカやイギリスなどと歩調を合わせて閣僚派遣の見送りを決定するも、外交ボイコットとの言葉は使わず、代わりに日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の山下泰裕会長や東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長を使節団として派遣する方向で検討しているとのことです。

国際社会に合わせて閣僚派遣を見送ることで中国の人権問題に抗議するとしていますが、中国にも配慮して使節団だけは派遣する形となっています。

先日には高市早苗氏や安倍晋三元首相からも外交ボイコットを求める発言があり、このような内外の意見が閣僚派遣の見送りを後押しした可能性が高そうです。

山下ＪＯＣ会長出席へ　北京五輪、閣僚派遣見送り―政府調整
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121100314&g=pol

　来年２月開幕の北京冬季五輪・パラリンピックをめぐり、政府は開会式などに合わせた閣僚の派遣を見送り、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の山下泰裕会長を派遣する方向で調整に入った。政府関係者が明らかにした。「外交的ボイコット」を表明した米英両国などと足並みをそろえる。