*GLOBALNEWS
G7(主要7カ国)の外相会合でウクライナへの侵攻計画を準備しているロシアに対して、警告の共同声明が採択されました。
共同声明の中でG7の外相らは「ウクライナに侵攻すれば甚大な結果と厳しい代償を招く」と述べ、ウクライナの国境沿いに10万人の大部隊を集結させているロシアに抗議。ロシアにウクライナ侵攻を止めるように要請した上で、ウクライナへの攻撃を行った場合は経済制裁などの手段を講じるとしていました。
他にも中国の香港やウイグル自治区における人権問題も議題となり、台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認したと伝えられています。
一方で、ロシア側はNATO(北大西洋条約機構)への加盟を検討しているウクライナに懸念を表明し、NATOの軍がウクライナに接近しないように求めていました。
防衛強化のためにNATO加盟を検討するウクライナと、NATOの接近を警戒するロシアの対立構図で、今後も世界各国が注目する重要な場所となりそうです。
主要7カ国(G7)外相会合が11、12の両日、英中部リバプールで開かれた。ウクライナ国境に兵力を集めて緊迫感を高めているロシアに対し、「ウクライナに侵攻すれば甚大な結果と厳しい代償を招く」と警告する共同声明を採択し、閉幕した。
ロシアはウクライナ国境に10万人規模の兵士を集めているとされ、欧米諸国が警戒感を強めている。G7の外相らはロシアの軍備増強の動きや、ウクライナに対する攻撃的な姿勢を非難。緊張を緩和して外交的対話を追求するよう要請した。
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