12月16日に東京都で確認された変異株「オミクロン株」の新規感染者の濃厚接触者が、今月12日に神奈川県川崎市の競技場でサッカー観戦をしていたことが分かりました。
試合が行われたのは川崎市の等々力陸上競技場で、サッカー天皇杯準決勝の川崎対大分戦を観戦。その後に男性は新型コロナウイルスの検査で陽性反応となり、現在はゲノム解析を行ってオミクロン株の感染状況を調査しているところです。
川崎市は感染者付近で一斉検査を行うとして、対象となる座席エリアを公開し、濃厚接触者ではない人も検査を行うように呼び掛けています。
対象となるのはＳＡ席・左側のメイン上層北側ゲートＢゲート２１６と２１７ブロックの約８０席で、日本サッカー協会にも協力を要請中だと報道されていました。
通常の新型コロナウイルスよろも遥かに感染力が高いオミクロン株だけに、サッカー観戦を行うための移動時に感染を広げてしまった恐れもあり、本格的な市中感染になったとしても不思議ではないです。
新型コロナウイルス変異株（オミクロン株）患者の濃厚接触者が確認されました
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/prs/r8545710.html
松野博一官房長官は16日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が新たに確認されたと発表した。この感染者の濃厚接触者1人が昨日、新型コロナの陽性と確認されたが、オミクロン株への感染はまだ判明していない。
松野氏によると、この濃厚接触者は12日、川崎市の等々力陸上競技場であったサッカー天皇杯準決勝の川崎対大分戦を観戦していた。松野氏は「当日スタジアムにいらっしゃった方で体調が優れない方は、できるだけ外出を避け、医療機関を受診してほしい」と呼びかけた。当日の観客数は1万7595人だった。
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