沖縄県のアメリカ軍基地「キャンプ・ハンセン」で新型コロナウイルスの大規模なクラスター感染が発生している問題で、新規感染者の半数近くが変異株のオミクロン株と認定されたことが分かりました。
これはアメリカ側が行った感染者の検体検査で判明した情報で、対象となった検体の47%がオミクロン株の反応を示したと報告。
12月30日の時点で300人近い感染者が報告されていることから、少なくとも100人以上の感染者がオミクロン株だったということになります。
在日アメリカ軍はキャンプ・ハンセンの兵士がアメリカ本国を出国する際に新型コロナウイルスの検査を行っていなかったと伝えており、かなりの感染者がアメリカ経由で流れている可能性が高いです。
日本政府の要請を受けてアメリカ側は運用を改めるとしていますが、すでに数百人規模の感染者が報告されているわけで、日本における新たな感染源となる恐れも浮上しています。
日本がどんなに厳しい対応をしてもアメリカ軍基地がズサンなままでは、新型コロナウイルスの感染拡大をゼロにするのは難しいと言えるでしょう。
在日米軍、出国時にコロナの検査せず 米側に確認、林外相明らかに
https://www.asahi.com/articles/ASPDS4HNWPDSUTFK00P.html
沖縄県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセン所属の兵士が、米国を出国時に新型コロナウイルスの検査を行っていなかった問題で、林芳正外相は24日の閣議後の記者会見で、ほかのすべての在日米軍基地でも、同様の運用をしていたことが判明したと明らかにした。米側は運用を改め、出国時の検査も行う方針を決めたという。
沖縄 米海兵隊基地で感染者検体検査 半数近くがオミクロン株か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211229/k10013409191000.html
沖縄のアメリカ海兵隊の基地で新型コロナの感染が広がっていることを受け、アメリカ側が感染者の検体の検査を行ったところ、対象となった検体の47%がオミクロン株とみられることがわかりました。
沖縄にあるアメリカ海兵隊の基地キャンプハンセンでは新型コロナの大規模なクラスターが発生し、これまでに300人近くの感染が確認されています。
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