*官邸
政府が新型コロナウイルス用のワクチン接種について、5歳以上の子供にも範囲を拡大した上で、一般人の接種間隔も現在の8ヶ月間から7ヶ月間に短縮すると表明しました。
毎日新聞の記事によると、1月12日の記者会見で松野博一官房長官は原則8ヶ月以上としていた2回目と3回目の接種間隔を変更すると表明し、今年3月以降から一般人を対象にして7ヶ月間に短縮。
合わせて企業や大学で実施するワクチンの職域接種の開始時期を加速するとして、春までに3回目のワクチン接種を拡大するとしていました。
さらには12歳以上となっている子供へのワクチン接種も年齢を変更する方針で、厚生労働省は今月の部会で5歳以上に拡大する方向で調整中だと報じられています。
子供のワクチン接種は世界各国で基準が異なっており、欧米だと12歳以上か18歳以上が多いです。
5歳以上のワクチン接種はアメリカのファイザー製薬に限定するとしていますが、それでも急激な年齢の引き下げは懸念の声が相次いでいます。
短い期間でのワクチン接種に関しても欧州医薬品庁(EMA)が先日に「4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫力が低下する可能性がある」と指摘したばかりで、ワクチン接種を急ぐ政府の姿勢は副反応拡大のリスクもあるところです。
3回目接種 一般の人も間隔7カ月に 職域の開始時期も前倒し
https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/040/252000c
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、松野博一官房長官は12日、企業や大学で実施するワクチンの職域接種の開始時期を前倒しする意向を示した。政府は原則8カ月以上としていた2回目と3回目の接種間隔について3月以降、一般の人も7カ月に短縮する方針で、その動きに合わせた形だ。
新型コロナウイルスワクチンの子どもへの接種について、厚生労働省は今月20日にも、専門家でつくる部会を開き、現在の12歳以上から5歳以上に拡大することを承認する見通しとなったことが関係者への取材で分かりました。
オミクロン株の感染拡大が急速に進んでいる状況を踏まえ、追加接種を着実に進めていく必要があります。今朝の総理会見であったように、接種のペースアップを図っていきたいと思います。
— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) January 11, 2022
医療従事者や高齢者などに接種するためのワクチンは、確実にお配りしますので、自治体の皆様には、順次接種を進めていただきたいと思います。
3月までの配送計画をすでに地方自治体の皆様にお示ししております。その供給量は全体で、約4,800万回です。— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) January 11, 2022
加えて、自治体には1回目、2回目接種用にお配りしたワクチンで、未接種のものが全体で約900万回分あります。
合わせると、約5,700万回分になります。追加確保したモデルナ1,800万人分のワクチンを活用した一般の前倒しについても、早期に方針を示してまいります。— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) January 11, 2022
職域接種については、1月7日時点で2,000を超える会場から申込みをいただいております。申請いただいた方は、会場ごとに接種計画を入力いただくよう、よろしくお願いします。初回接種を実施した企業・大学の皆様には、引き続き、職域接種の実施について前向きなご検討をお願いします。#堀内大臣会見
— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) January 11, 2022
3回目職域接種、松野官房長官「前倒しを検討」…モデルナ製を使用かhttps://t.co/4vEOrDgwDv#政治
— 読売新聞 政治 (@YOL_politics) January 12, 2022
各地で新型コロナウイルスの感染者が急増。
変異ウイルス オミクロン株に対するワクチンの効果はどうなっているのか?
3回目のブースター接種(追加接種)の動きと合わせて、現段階の情報をまとめました。https://t.co/X5SSBxDpwO
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) January 12, 2022
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ワクチン接種の連発で免疫系に悪影響か EU当局が指摘 「ブースター接種の期間をあけるべき」
https://johosokuhou.com/2022/01/12/54656/
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