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トンガ近海の大噴火、破局噴火の可能性も!噴煙で世界的に気温が低下か 半径260キロで関東地方を丸ごと飲み込む規模


*トンガ噴火
1月16日に南太平洋のトンガ近海で発生した大噴火が破局噴火である可能性が浮上しています。
破局噴火とは地下のマグマが大量に噴出する壊滅的な大噴火のことで、過去100年間で観測されたことは一度もありません。

今回の噴火では噴煙の高さが2万メートル近くまで上昇しており、半径260キロの範囲に噴煙が広がっています。この影響でオーストラリアやニュージーランドの上空に大量の噴煙が立ち込め、気象衛星でも一気に空が黒く染まる様子が観測されました。
半径260キロは日本の関東地方を丸ごと飲み込むほどの規模で、想定されている富士山噴火の数倍から数十倍に匹敵する規模です。

噴火によって発生した噴煙と軽石が広範囲の環境を変えると思われ、トンガの大噴火はこれから深刻な問題となるかもしれません。

 

トンガの海底噴火、噴煙は半径260キロに広がる 「大量の軽石も」
https://www.asahi.com/articles/ASQ1H75PSQ1HULBJ00C.html 

南太平洋のトンガ諸島で発生した大規模な海底火山の噴火について、防災科学技術研究所火山研究推進センターの中田節也センター長(火山地質学)は「噴煙が最大2万メートル(20キロ)近く、半径260キロにも広がっており、1991年のフィリピン・ピナトゥボ火山の噴火と似ている。噴火規模を0~8で示す火山爆発指数(VEI)も同じ6程度の可能性がある」と指摘した。

 

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