*BBC
2月20日にウクライナ北部のベラルーシで行っている軍事演習を終了するとしていたロシア軍ですが、21日になっても撤収しないまま残っていることが分かりました。
Bloombergはロシア政府の発表として、ウクライナ東部ドンバス地方での緊張が高まっていることから、ロシアはベラルーシと演習終了後も部隊を現地に留める方向で決定したと報道。
本来の予定日を超えてロシア軍がベラルーシに展開するとして、さらにウクライナ包囲が長期化する可能性も示唆していました。
ウクライナ東部では数日ほど前から親ロシア派とウクライナ政府軍の戦闘が激しくなり、死者も発生するほどに戦闘が頻発しています。
アメリカ側は「プーチン大統領がウクライナ侵攻を決断した」とも指摘しているだけに、ロシア軍がウクライナ北部のベラルーシに滞在するのは今まで以上に緊張感を高めることになりそうです。
ウクライナと国境を接するベラルーシは、国内で合同軍事演習を行っていたロシア軍が演習の終了予定だった20日以降も撤収しないと明らかにしました。
これに対してアメリカのブリンケン国務長官は「ロシアによる一連の挑発行為のシナリオの続きだ」と述べ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に強い危機感を示しました。
ベラルーシ、ロシアとの合同軍事演習延長と発表-ウクライナの緊張で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-20/R7LM71T0G1KW01
ロシアとベラルーシはウクライナの国境付近で実施している合同軍事演習を延長する。ベラルーシ国防省が声明で明らかにしたもので、ウクライナ東部ドンバス地方での緊張が高まっていることを理由に挙げた。
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