*BBC
ウクライナ東部の親ロシア派がロシアへの編入を視野に入れて住民投票の実施を検討しているとコメントしたところ、ロシア側が早期の編入には慎重な姿勢を示したことが分かりました。
これは親ロシア派のルガンスク地区を担当している指導者レオニード・パセチニク氏が言及したもので、ロイター通信の記事には「共和国で近い将来に住民投票が行われると思う」「住民は憲法上の権利を行使し、ロシア連邦への加入について意見を表明するだろう」などとロシアへの編入を視野に入れて動いているとするコメントが掲載されています。
ただ、このコメントが報道された後にロシア側から「適切な時期ではない」というような見解が出され、パセチニク氏も「個人的な見解だった」と釈明する事態になりました。
現時点でロシアは早期のウクライナ併合は考えていないようで、あくまでもウクライナ東部の完全掌握を目指しているのだと見られています。
実際にロシア国防省の高官が東部地域に集中して作戦を進めるとしていることから、併合までの動きは考えていない可能性が高そうです。
ウクライナ「東部で反攻」 露、親露派の編入案に慎重姿勢
https://www.sankei.com/article/20220328-RDMTEIG5PJN7VNXW5OAKIZTZI4/
ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は27日、東部ハリコフ州やスムイ州で反攻作戦が進んでいると表明した。ハリコフ州知事も同日、複数の拠点を奪還したと発表。一方、東部を実効支配する親露派武装勢力トップは27日、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を近く行う意向を明らかにしたが、ロシア側は慎重な姿勢を示した。
[ロンドン 27日 ロイター] – ウクライナ東部の親ロシア派地域、ルガンスクの指導者は27日、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施する可能性があると述べた。ウクライナ政府は、そのような住民投票に法的根拠はなく、ロシアは国際社会からさらに強い反発を受けると警告した。
The Luhansk People’s Republic head just announced that a referendum on joining Russia could be held soon
— Samuel Ramani (@SamRamani2) March 27, 2022
【速報】
ウクライナ東部の親ロシア派幹部は、ロシアへの編入を問う住民投票が近く実施される可能性に言及した(時事) https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) March 27, 2022
【速報】東部の親ロ派指導者”住民投票の可能性”
ウクライナ東部の親ロシア派が実効支配する「ルガンスク人民共和国」の指導者が、ロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施する可能性があると発言しました@Station_sun #サンステ #サンデーステーション pic.twitter.com/jmulu1AMiI
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) March 27, 2022
「まずサハリン州がロシアに対して独立を宣言、しかるのちに日本に宣戦布告して即刻降伏、そのまま日本に編入される」というシナリオを見て大笑いしてしまった。
— くまねこ (@kuma_neko_) March 28, 2022
#ルガンスク 共和国の首長が、近日中に #ロシア 連邦に帰属するかを問う国民投票をすると発表。
まあ、茶番ですが、#クリミア の時のように『97%が編入に賛成』とかって数字になるのは明らかですね。日本は選挙結果に対して、今度こそ遺憾砲ではなく、『違法』だと言ってもらいたい。#ウクライナ https://t.co/IuPml68PzK
— 市丸一平 (Ichimaru Ippei) 日本語ページ (@ichimaru_ippei) March 27, 2022
ロシア編入の住民投票を実施するということは、占領から次の段階に移ったということを意味しています。
ロシアは侵攻がうまくいっていないため、占領の既成事実化を急いでいます。■速報■ ウクライナ東部、ロシア編入の住民投票実施※登場人物全員新ロシア派 https://t.co/eZAoYpslJk
— FireDancer (@FireDancer_) March 27, 2022
ロシアは、クリミアを編入せず、ジョージアを攻撃せず、普通に経済発展してたら、周辺の旧ソ連圏を経済でまとめられたのにねえ。
— 清水としみつ (@rayraylayerz) March 24, 2022
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