*自民党
4月26日に自民党は「敵地攻撃能力」の名称を「反撃能力」に変更する方向で政府に提言案を提出すると合意しました。
政府は国家安全保障戦略など安全保障関連の3つの文書を年末までに改定するとしており、これに関する提言で自民党は敵地攻撃能力の名称変更、さらに防衛費の引き上げに言及。
防衛費の引き上げ目標についてはGDP(国内総生産)の2%以上が大きな目標として明記され、5年以内に防衛力を強化するために必要な予算水準の達成を目指すとしていました。
敵地攻撃能力を反撃能力に変更した後も専守防衛の理念は維持するとしていましたが、NHKの記事には「今の日本の『専守防衛』では限界がある」というような意見もあったと書いてあり、かなり好戦的な提言もあったとのことです。
政府は自民党の提言を参考にして今後の政策を決めるとしていますが、この内容だと時間の問題で専守防衛の日本は大きく変わることになるかもしれません。
「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」に名称変更 提言を了承 自民
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013599651000.html
政府の国家安全保障戦略などの改定に向けて自民党は26日、いわゆる「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」に名称を変更し、保有することなどを盛り込んだ政府への提言を了承しました。
政府は国家安全保障戦略など安全保障関連の3つの文書を年末までに改定する方針で、自民党は26日の総務会で党の安全保障調査会がまとめた政府への提言を審査しました。
自民の安保提言の重大なところは、「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」と言葉だけ置き換えて、その「保有」を政府に求めたことだ。
自衛隊の装備は「非攻撃性の装備でなければならない。日本国憲法の命ずるところ」(70年、中曽根答弁)
自民提言は、「大勲位」の答弁を根底から覆すものとなっている。— 志位和夫 (@shiikazuo) April 22, 2022
「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」に改称するなどの提言を自民党が総務会で了承
これはもう、実質的な改憲です
専守防衛の破綻、軍備面でもより明確に 元内閣法制局長官が批判 自民党が「指揮統制機能」への攻撃提言を了承:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/a1sbEAF9NC
— 愛知県平和委員会 (@aichi_peace) April 26, 2022
「敵基地攻撃能力保有」を「反撃能力の保有」と言い換え、あたかも先制攻撃ではないと国民を騙す。
「敵基地攻撃能力保有」は、攻撃の「予兆」があれば中枢を先制攻撃するもの。核兵器を保有する中国、ロシア、北朝鮮の中枢を攻撃した段階で日本は消える。負けるのではなく消される。 https://t.co/RlcmWOZzJc— あらかわ (@kazu10233147) April 27, 2022
「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」と言い換え保有を迫り、攻撃対象を「敵基地」から「指揮統制機能等」に拡大、そのために軍事費はGDP2%以上=いまより5兆円も上乗せを求める「提言」を、自民党総務会が了承。
軍備拡大まっしぐらの姿勢でよいのか、正面から問われる参院選に。https://t.co/0n70E85Wtx— 山添 拓 (@pioneertaku84) April 26, 2022
「『敵基地攻撃』を『反撃能力』に改称 防衛費 5年以内にGDP比2%超」表現を柔らかくしても違憲と交戦的な中身は変わらない。武力は戦争への危険性を高めるだけだ。防衛費にしても、円安と資源高騰の中でどう増やすのか。まさか消費税を上げやしまいな。頭を冷やして沖縄復帰50周年の意義を考えてくれ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) April 23, 2022
戦後日本の国防論で見られるのは「言葉の言い換え」だ。先にも「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」と言い換える、自民党の提言案が出されたが、全ては憲法に違反しない為の詭弁でしかない。自衛隊を「国軍」と認めないのであれば、真の国防論とは言えない。嘘と詭弁を繰り返す戦後体制から決別すべきだ。
— 一水会 (@issuikai_jp) April 22, 2022
日本は、経済制裁されたら1ヶ月ももたない。
だから、外交が大事だんだけど、敵基地攻撃を反撃能力に言葉変えますなんて、やってる場合か?— Hiromi1961 (@Hiromi19611) April 26, 2022
敵地攻撃能力と反撃能力は本質的に違います。敵基地が今にも核ミサイルを発射しようとしている時、それを知りながら座して死を待つのは、数十万人の国民の生命財産の犠牲をみすみす見過ごすことです。それでは国家国民の安全を保障できません。ぎりぎりの状況での自衛的先制は許されるべきです。
— 矢野義昭(Yoshiaki Yano) (@LB05g) April 26, 2022
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