*BBC
ロシア軍がウクライナ南東部の都市「マリウポリ」の製鉄所に総攻撃を行い、市民らの退避計画が頓挫しています。
製鉄所への総攻撃はロシア軍の5月3日までに市民らの退避が行われた後に強まり、連日の砲撃と空爆によって施設が爆発炎上。
大量の黒煙に包まれているアゾフスタリ製鉄所の様子もドローンで撮影され、それがネット上に公開されました。
国連はまだ数百人以上の市民らが製鉄所に取り残されているとして、赤十字国際委員会(ICRC)と共同でマリウポリから計500人近くの民間人の避難に成功したと伝えています。
ただ、ロシア軍が停戦合意の約束を守らず、市民の退避計画は大きく遅れているとのことです。
【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は5日、ウクライナのアゾフスターリ製鉄所を含む南東部の港湾都市マリウポリにいる民間人を避難させるための救出作戦を「現在実行している途中だ」と明らかにした。国連によると、赤十字国際委員会(ICRC)とともに2日に始めたマリウポリからの民間人救出作戦でこれまでに計500人近くの避難に成功したという。
マリウポリ市民避難進まず ロシア軍9日までの掌握ねらいか
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220506/k10013613331000.html
ウクライナ東部のマリウポリに取り残された市民の避難をめぐって、ウクライナ側は、ロシア軍の激しい攻撃によって、避難は思うように進んでいないと訴えました。
ウクライナ大統領府のアレストビッチ顧問は、ロシア軍のねらいについて、今月9日の「戦勝記念日」までにマリウポリを完全に掌握しようとしているという見方を示し、プーチン政権を非難しました。
Azovstal. Mariupol. This is how the desperation of the army of russian murderers looks like. Ukrainian heroes defend the whole world. pic.twitter.com/mrboirIeBZ
— Mykhailo Fedorov (@FedorovMykhailo) May 4, 2022
国連のグテーレス事務総長が、ウクライナにおいて新たな救出作戦を実行中だ、と明らかにしました。
グリフィス事務次長によると、マリウポリ市内や製鉄所での作戦のようです。すでに500人近い市民を救っており、今回が「第3陣」になります。
1人でも多く救われますように。https://t.co/moafoErA0G
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1) May 5, 2022
マリウポリから逃れた87歳のホロコーストの生き残りの女性へのインタビュー。彼女の話にも胸を打たれるが、加えて辛いのは、この取材をした記者が先日のキーウへのミサイル攻撃で亡くなったことが最後に短く説明されること。 https://t.co/jxYEFEJSXU
— Hirano Takashi / 平野高志 (@hiranotakasi) May 3, 2022
ロシアはこれを「特別軍事作戦」と呼びます。心苦しい限りです。
包囲されてもアゾフスタリ製鉄所でマリウポリを守ろうとする軍人と市民の勇気はひとつも無駄にはなりません。 https://t.co/tspzQTdXhl
— 駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ (@TeimurazLezhava) May 5, 2022
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【マリウポリ市民の話】夜、ひどい爆撃に晒されたわ。
爆撃したのはいわゆる私たちの「守護者」、アゾフだった。夜、軍用機が戻ってきて、家に激しい空爆を受けた。私たちは家の半分を失った。爆発で窓は全て粉々。pic.twitter.com/Fyd8fQ3Nt0— Kumi@🇮💟🇨🇺☭ (@Kumi_japonesa) May 5, 2022
ロシアの最近の攻撃を撃退し、アゾスタリ要塞に最後まで残るウクライナのマリウポリ防衛隊。
どんな歌手や聖歌隊の歌よりも、心に響きます・・。生き延びて欲しい・・・ https://t.co/2GAHjZPjvY— katsu🇺🇦 (@katsu0575jp2) May 5, 2022
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