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統合失調症、原因の1つを特定か?免疫系と脳神経に関わり 自己抗体が妨害と報告 東京医科歯科大学


東京医科歯科大学の研究グループが統合失調症に関する最新の研究調査を発表し、その患者が持っている抗体によって統合失調症の症状が悪化しているのではないかとする調査結果を明らかにしました。

これは東京医科歯科大学の塩飽裕紀助教らの研究グループが発表したもので、神経細胞のシナプスにある「NCAM1」と呼ばれるたんぱく質に対する抗体が脳の情報伝達を妨げている可能性としています。

具体的には統合失調症の患者を対象に血液などを調査したところ、脳の神経細胞のシナプスにある「NCAM1」と呼ばれるたんぱく質に対する抗体が見つかり、この抗体をマウスに投与すると脳のシナプス減少や統合失調症のような症状が確認されたとのことです。

マウスは大きな音に過敏に反応するなどの動きをしていたことから、抗体が統合失調症の原因の1つになっているのではないかとまとめています。

更に詳細な調査分析を行うとしていますが、抗体によって統合失調症が発症しているとすれば、予防方法の確率や治療薬の開発が大きく進むことになりそうです。
*日本だと統合失調症は約100人に1人がかかっているとも

 

「 統合失調症でシナプスを障害する自己抗体を発見 」【髙橋英彦 教授、塩飽裕紀 助教】
https://www.tmd.ac.jp/press-release/20220420-1/

統合失調症の患者さんの血清や髄液からシナプス分子NCAM1※1に対する自己抗体を発見しました。
抗NCAM1自己抗体はNCAM1のシナプス接着分子機能を阻害することが分かりました。
患者さんから精製した抗NCAM1自己抗体をマウスの髄液中に投与すると、マウスのシナプスの減少や統合失調症関連行動を誘発しました。
抗NCAM1自己抗体陽性の統合失調症患者さんではこの自己抗体が病態の一部を形成している可能性があり、新しい治療ターゲットになる可能性があります。

統合失調症 “原因の1つは自身の抗体が関わっている可能性”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220506/k10013613201000.html

統合失調症を発症する原因の1つとして、自身の抗体が関わっている可能性があることをマウスを使った実験でつきとめたと東京医科歯科大学のグループが発表しました。

この研究成果は、東京医科歯科大学の塩飽裕紀 助教などのグループが発表しました。

 

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