岸田文雄首相が表明した防衛費の大幅な増額について、安倍晋三元首相が6兆円から7兆円ではないかとするコメントを出しました。
これは5月26日に行われた自民党の派閥会合で安倍氏が述べた発言で、「6兆円後半から7兆円が見えるぐらいが相当な額ではないか」として少なくとも6兆円以上には増えるだろうと言及。
2022年度の当初予算で防衛費は5兆3145億円だったことから、そこから3割前後の増額となる見通しです。
海外だとドイツが軍事費を1.5倍に増やすとしており、ロシアのウクライナ侵攻を受けて世界的に軍事費が大幅に増額されています。
最大野党の立憲民主党の反応は代表の泉健太氏が「昨今の安全保障環境で言えば増えることになる。肯定していて必要だ(日本経済新聞より)」とコメントし、概ねで防衛費の増額は容認するとしていました。
6月にも国内総生産(GDP)比で2%以上への防衛費増額が政府方針に明記される予定で、これから防衛費増額の議論は国会で本格化することになりそうです。
安倍氏、防衛費7兆円視野 23年度当初予算で主張
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA26BRG0W2A520C2000000/
自民党の安倍晋三元首相は26日の派閥会合で、防衛費に関し2023年度当初予算で「6兆円後半から7兆円が見えるぐらいが相当な額ではないか」と主張した。日米首脳会談で岸田文雄首相が防衛費の「相当な増額」への決意を伝達したことを踏まえた発言。
立民・泉氏、防衛費増額に理解 「必要なもの精査を」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA24ANC0U2A520C2000000/
立憲民主党の泉健太代表は24日、岸田文雄首相が日米首脳会談で表明した防衛費の増額に理解を示した。「昨今の安全保障環境で言えば増えることになる。肯定していて、(増額は)必要だ」と語った。「あくまでひとつひとつ真に必要なものを精査して積み上げていくべきだ」とも強調した。
自衛官の親御さんが「真夏に冷房を止められて息子は死んでしまいかねない」と訴えておられましたが、自衛隊の貧乏生活はかつてミサイル防衛導入を防衛費の規模を変えないまま実施しなければならなかったことが原因と私は思っています。防衛費「増額」ではなく「正常な状態にする」と表現しましょう。
— 桜林美佐 (@misakura2666) May 25, 2022
防衛費増額分をどこから回してくるのかを考えずに威勢よく倍増を唱えるとか、中国からの調達にどれほど頼ってるかを考えずに威勢よく仮想敵国視するとか。局部的なところだけつまみ上げて世論に問うのはミスリードだよね。
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) May 25, 2022
防衛費よりも先に、先進国で最低レベルの教育費の倍増しよう❗️結局、国を守るのも、経済を引っ張るのも人、人、人だと思います。
日米首脳会談 岸田総理が防衛費増額を表明へ 中国への対応で連携も(テレビ朝日系(ANN))https://t.co/6iyV0otICo
— 辻󠄀元清美 (@tsujimotokiyomi) May 22, 2022
防衛費増額が表明されて以降、野党からは早速その必要性や財源について質問があるようだ。昨今の情勢において防衛力増強の必要性が理解できない議員は9条信者か敵国の手先かその両方である。財源は外国人留学生支援金など意味不明な外国人支援政策を停止すればよい。税金は日本人のために使うべきだ。
— patriot fighter (@patriotfighter9) May 27, 2022
防衛費6兆円、結構だ。しかし今もっとも警戒しなければならないのは、その防衛費増額のために「何かを削らなければならない」という主張だ。それは全く真実ではない。防衛費は他の何かを犠牲にして増やすものではない。だからこそ、真に国益にかなう形での支出が求められる。米国へ貢ぐだけではダメだ
— リフレ女子 (@antitaxhike) May 24, 2022
立民・泉氏、防衛費増額に理解 「必要なもの精査を」: 日本経済新聞
財源は消費税増税で。
立憲民主はこれで消費税増税に反対は出来なくなる。
立民総崩れで与党の軍備拡張大政翼賛会入り確実だわ。 https://t.co/d5OOuhlyEO— yoko (@yokoabe15) May 27, 2022
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