*国会中継
115年ぶりに内容が大幅に変更となった刑法の改正案が参議院本会議で可決・成立しました。
この改正刑法では現在の「懲役刑」と「禁錮刑」を廃止し、新設する「拘禁刑」に一本化すると定め、刑罰の種類が115年ぶりに変更されています。
合わせてSNS上のひぼう中傷対策を強化するとして、公共の場などで人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を「1年以下の懲役・禁錮」と「30万円以下の罰金」に引き上げるとしていました。
付帯決議で施行から3年後に表現の自由を不当に制約していないかなどを検証するとしていますが、従来の刑法と比べて範囲が広くなっていることから、国民の言論活動や表現の自由を侵害する恐れがあると指摘する声もあったと報じられています。
政府や政治家による法律の悪用・濫用を懸念する意見もあり、親告罪となっている侮辱罪の扱いは米国型の訴訟社会化を加速させることになりそうです。
「懲役刑」なぜ廃止? 改正刑法成立、刑罰見直し課題は
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE092W20Z00C22A6000000/
「被告人を懲役3年に処する」。刑事裁判でよく見るこんな光景が約3年後にはなくなる見通しになった。現在の「懲役刑」と「禁錮刑」を廃止し、新設する「拘禁刑」に一本化する改正刑法が13日、国会で成立した。刑罰の種類が見直されるのは明治時代に現在の刑法が制定されて以来、実に115年ぶり。見直しの理由や目的は何か。3つのポイントから読み解く。
“懲役”と“禁錮”一本化した「拘禁刑」創設 改正刑法成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220613/k10013669411000.html
人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げるほか「懲役」と「禁錮」を一本化した「拘禁刑」を創設する改正刑法などが、参議院本会議で、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決 成立しました。
松野官房長官会見が終わりました。首相と麻生副総裁、茂木幹事長らとの会食、改正刑法成立、世論調査結果の受け止めについて質問があがりました。短時間で終了です。
— 朝日新聞官邸クラブ (@asahi_kantei) June 13, 2022
侮辱罪を厳罰化「改正刑法」が成立 木村花さん母や松永拓也さんらが会見#日テレNEWShttps://t.co/T68chcCTTK
— 日テレNEWS (@news24ntv) June 13, 2022
人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げるほか「懲役」と「禁錮」を一本化した「拘禁刑」を創設する改正刑法などが、参議院本会議で、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決・成立しました。https://t.co/v6tNUs44DR
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) June 13, 2022
115年ぶり刑罰変更「拘禁刑」創設
ネット中傷対策・侮辱罪厳罰化など刑法改正案が成立https://t.co/cL1w5DwIySインターネット上の誹謗中傷対策として「侮辱罪」を厳罰化する改正刑法が13日、参院本会議で可決、成立。懲役と禁錮を廃止し「拘禁刑」に一本化する改正案も併せて成立した。#国会中継 pic.twitter.com/vnD52gRyjA
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) June 13, 2022
ネット中傷対策「侮辱罪」厳罰化 改正刑法成立(テレビ朝日系(ANN))
https://t.co/ilf8MsjZUV
➡︎これは月刊花田に向けての法律やな。僕も元政治家なので政策等については厳しく批判されるのは仕方がないが、根拠もないのに闇だ、疑惑だと新聞の一面広告を使って騒ぐのは流石にアウトだろ。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) June 13, 2022
これに関して懸念されるのは、政府・政権による濫用よりも、被害者と称する人による濫用。侮辱罪は親告罪。起訴されるか否かは別として、侮辱されたとして訴えることは出来てしまう。米国型の訴訟社会化が更に進むおそれがあるのでは。https://t.co/HDXIzhXuD4
— 室伏謙一 (@keipierremulot) June 13, 2022
侮辱罪厳罰化した改正刑法が成立し、懲役刑を廃止して「拘禁刑」を創設。しかし、犯罪者の脳が「更生できる」という医学的根拠は無し。
日本の刑務所は医療費がタダ。どうなるか予想がつきますよね。
— 橋本琴絵 (@HashimotoKotoe) June 13, 2022
【侮辱罪の厳罰化】
侮辱罪とは、事実を示さないで公衆の面前で口頭や文書によって他者を侮辱する犯罪である。
政治家が事実も示さずに国民の意見をデマ扱いすれば当然侮辱罪に該当する事になる。
意見は相手に対する敬意を常に忘れずに事実に基づき述べる事が大切である。https://t.co/3xoGPzTzp6
— サテライトTV 大森道雄 (@sate_tv) June 13, 2022
従来の侮辱罪では抑止力が働かず、それより重い名誉毀損罪がありましたが立証するのが困難でした。本改正でSNS等上のコメントも責任がより問われることになりますね。僕も気をつけます。あまり言ったこないですけど。 https://t.co/O9DHcCwyTC
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 13, 2022
https://t.co/YsTTTKscpF
→侮辱罪の改正部分は今夏に施行される見通し。つまり、出来レースの参院選で自民が勝ち、侮辱罪施行後、緊急事態条項加憲に踏み切る際には庶民からのバッシングを封じ込める意図、が見え見えです。
この国は戦争へと突き進んでいる。— たみあみ (@atamiamgmailco1) June 13, 2022
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