*NATO
NATO(北大西洋条約機構)がロシアを直接的な脅威であると認定し、合わせて部隊の大幅な増強を発表しました。
BBCやAFP通信によると、スペインで行われているNATO首脳会議でロシアがメインの議題となり、ロシアをNATOにとっての脅威と認定すると同時に、即応部隊を30万人超の態勢に増強すると決定。
イェンス・ストルテンベルグ事務総長は記者会見で、「ロシアが欧州の安全保障を直接脅かしている」と述べ、ロシアに対抗するためだと説明していました。
現在の即応部隊は約4万人となっていることから、実現したら7倍以上の大幅な増強となる形です。
このようなNATOの動きをロシアは驚異と受け止めており、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ大統領府はウクライナ側が降伏すれば直ちに攻撃を停止すると説明。
ウクライナが武器を置けば今日にも戦いを終わらせることが出来るとして、ロシアの要求を飲むように求めていました。
ただ、ロシアはウクライナ軍の完全な武装解除を求めている状態で、占領した土地の返還も殆ど考えていないと思われることから、ウクライナ側もロシアが下がるまで抵抗を続けるとしています。
ウクライナが降伏すれば直ちに攻撃停止 ロシア大統領府
https://www.afpbb.com/articles/-/3411934?act=all
【6月28日 AFP】ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は28日、ウクライナが降伏すれば直ちに攻撃を停止すると述べ、ウクライナ政府は自国部隊に対し武器を置くよう命令を出すべきだとの見解を示した。
NATO即応部隊、大規模増強へ ロシアの脅威受けて
https://www.bbc.com/japanese/61962551
北大西洋条約機構(NATO)は27日、即応部隊を30万人超の態勢に増強する計画を発表した。イェンス・ストルテンベルグ事務総長は記者会見で、ロシアが欧州の安全保障を直接脅かしている事態を受けての措置だと説明した。
即応部隊は現在4万人からなり、その多くはNATOの東端に配備されている。
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