*経済産業省グラフ
テレビ朝日が取り上げた家庭の電力使用量グラフから「テレビ」に関連する項目が削除されているとして物議を醸しています。
問題となっているのは資源エネルギー庁(経済産業省)が発表したグラフ「家庭における電気の使用割合」で、元の資料だとテレビ・DBDの電力使用量は8.7%と書いてあるのに対して、放送された円グラフからは完全に消されていたのです。
テレビの電力使用量はパソコンや炊事などよりも大きく、4番目に電力の消費量が激しい項目になっていました。
しかしながら、そこを丸ごと改変して放送したことでネット上が騒然となり、情報隠蔽ではないかとしてテレビ局の対応に批判の声が相次いでいます。
ネットメディア「ITmediaビジネスオンライン」がテレビ朝日に取材したところ、テレビ朝日側は事実関係を認めた上で、意図的な削除ではなく、見やすいように全体の文字数を減らしただけだと弁明。
情報を隠す意図は全くなかったとして、後に修正された円グラフを放送して改善したとしています。
政府の節電要請に合わせてテレビの電力使用量にも注目が集まっていただけに、このタイミングでのグラフ改変は憶測を呼び、グラフを改変したメディア側の姿勢にも疑問を投げ掛ける声が飛び交っていました。
猛暑が続き、電力需給がひっ迫しているとして政府が企業や各家庭に節電を呼びかける中、テレビ朝日が家庭の電力使用量に関するグラフを加工して番組で紹介したとして物議を呼んでいる。Twitterで拡散されている画像によると、番組ではグラフから「テレビ・DVD」の使用分(8.2%)をカットして放送していた。Twitterでは「捏造だ」「悪質すぎる」などの声が挙がっている。Twitterでの指摘に対し、同社は事実関係を認めた上で「丁寧さに欠けていた」と釈明した。
【グラフから「テレビ」削除、なぜ?】
家庭の電力使用量に関して、テレビ朝日が「テレビ」の使用分を削除した円グラフをニュース番組で紹介したとして物議を呼んでいます。記事では経産省が発表している元の円グラフを示すとともに、テレ朝に削除した理由を取材しました。https://t.co/EfzWoljsjn pic.twitter.com/siBFJA0dmZ— ITmedia ビジネスオンライン (@itm_business) July 1, 2022
私の「情報操作グラフ」コレクションに新作が加わりました。
(1)日米のグラフ、縦軸も横軸も違うのに並列比較
(2)グラフの起点が「80%」から
(3) 「ポジティブ」(52%)より「ネガティブ」(48%)の面積が大きい
(4) 家庭における電気使用割合、経産省の元データから「テレビ・DVD 8.7%」を削除←New!! pic.twitter.com/YYoG8MQm4m— ブラック企業アナリスト 新田 龍(労働マナー講師) (@nittaryo) June 29, 2022
完全な情報操作の典型。
テレビ朝日、家庭の電力使用量グラフから「テレビ」削除で物議
「丁寧さに欠けていた」:「テレビ」の電力使用量は全体の8.2% https://t.co/1KVquQrNUX pic.twitter.com/JBD0p0mBRE— 358ちゃん💯❤️ (@max358japan2) July 1, 2022
テレビ朝日は「丁寧さに欠けていた」 んじゃなくて、「ジャーナリズムを名乗る資格が欠けている」んだよ。https://t.co/y06xoIPPQZ
— ゆりかりん (@yurikalin) June 30, 2022
丁寧さに欠けていたと言うより、わざわざ丁寧に加工したんじゃないかな。
>テレビ朝日、家庭の電力使用量グラフから「テレビ」削除で物議 「丁寧さに欠けていた」(ITmedia ビジネスオンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/RSqLa1QNUq
— shin℗ (@shin05100602) July 1, 2022
何これ、悪質過ぎないか。
「丁寧さに欠けていた」なんてレベルではない。これでよく他業種を批判できるもんだ。https://t.co/BEPLhmoXD0
— 原子力むらの村人 (@EU8koklZHKuDbXe) June 30, 2022
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