*官邸
政府が新型コロナウイルスについて、現在の「2類相当」としている位置付けから見直す方向で動いていることが分かりました。
これは時事通信社などが報道した情報で、第7波の収束後に感染者の全数把握取り止めなども視野に入れているとのことです。
感染症法で新型コロナウイルスは新型インフルエンザ等感染症に含まれ、上から2番目の2類相当で対応を行っています。
この分類だと医療費の公費負担が定められており、感染者数の全数把握や隔離対応などを行う必要がありました。
しかしながら、新型コロナウイルスの変異と感染拡大によって今のままだと対応に限界があるとして、政府は大幅に基準を緩和することで対応を柔軟にするとしています。
ただ、2類相当から引き下げとなった場合、隔離措置や検査体制が大幅に緩和されることで院内感染や集団感染が激増すると思われ、いわゆる感染爆発のトリガーになる可能性が高いです。
さらには2類相当となっていることで国の負担や支援が決められていることも多くあり、これまであったコロナ支援や公費負担も見直しの対象となる恐れがあります。
現時点では公費負担を維持するとしていますが、本当に5類相当への引き下げが行われてしまうと、後から公費負担も削除となっても不思議ではありません。
新型コロナ「2類相当」見直しへ=第7波収束後、全数把握議論―政府
https://sp.m.jiji.com/article/show/2791819
政府は新型コロナウイルスの流行がオミクロン株中心となり、重症化率が低下していることを踏まえ、現在「2類相当」としている新型コロナの感染症法上の位置付けを「第7波」収束後に見直す方向で調整に入った。厳格な対応を緩和することを想定。全感染者の情報を集約する全数把握取りやめの是非などについて検討を進める。
やめた方がいい。
これまでの経験から言って、国民は「危険度が下がった」と解釈して予防行動を取らなくなる。
「マスク外して良い」と解釈して感染拡大したのと同じ事が起こる。コロナ「インフル並み」に扱い検討へ…第7波収束後、感染者「全数把握」取りやめも https://t.co/FjGLVPqxON
— かつおのひもの (@katsu_wo) July 29, 2022
>政府は、新型コロナウイルス流行「第7波」の収束後、コロナの感染症法上の「2類相当」扱いの見直しに着手する方針を固めた
経口薬も無いのに
ケンタウロスが第8派になる可能性が高いのに
秋冬は今以上に悪化する https://t.co/ART94hTZqq— 言論拡散 (@TinmokunoNeko) July 30, 2022
「5類にすれば万事解決」論者の、「今は2類だから診療できる施設が限られる」という発想は何処から来てるんだろうな。
例えば麻疹とか侵襲性肺炎球菌/髄膜炎菌/インフルエンザ菌感染症なんかは5類だが入院適応がある場合入院/診療可能な施設は相当限られるけど。
— オタ小児科医 (@otapediatrician) July 30, 2022
変異して病原性がまた高くなったらどうんすんだろ?
デルタみたいにコロナ「インフル並み」に扱い検討へ…第7波収束後、感染者「全数把握」取りやめも : 読売新聞オンライン https://t.co/0ruu5uHBUr
— 医ー者んてん@COVID-19の日々 (@H3fxBmh4nIIxjUA) July 30, 2022
「5類にしたら受診抑制になる」っていうのは流石に無理があるでしょう。
患者さんが病院に行くのは2類相当だからじゃなくて、しんどかったり不安だったりするからだと思いませんか。
— 手を洗う救急医Taka (@mph_for_doctors) July 27, 2022
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