8月3日に新潟県と山形県に線状降水帯が確認され、気象庁が東北地方の各地に注意情報を出しています。
雨雲の巨大な塊である線状降水帯が確認されたのは新潟県下越と山形県置賜で、新潟県の村上市朝日南東部付近だと1時間あたりで100ミリの猛烈な大雨が降ったと発表。
この大雨で青森県、岩手県、山形県、新潟県の合わせて2万7000世帯あまり、約6万5000人に警戒レベル4にあたる避難指示が出ています。
今夜から明日にかけて東北地方から新潟県の範囲で大雨が強まる見通しで、明日朝まで河川の増水や急激な浸水などに厳重な警戒が必要です。
*追記:
特別警報が山形県に発表されました。山形県では数十年に一度のこれまで経験したことのないような大雨になっているとして、気象庁が浸水や土砂災害などによる重大な災害が発生する可能性が高まっていると呼び掛けています。
気象庁 天気情報
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
新潟県 村上市朝日南東部付近に記録的大雨 災害の危険迫る
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220803/k10013750931000.html
気象庁によりますと、新潟県の▽村上市朝日南東部付近では、レーダーによる解析で午後6時50分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています
山形県・新潟県で線状降水帯が発生しました。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。必ず安全確保を!!! pic.twitter.com/boQgGPyEgF
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 3, 2022
青森県十和田市にある奥入瀬渓流の近くで、3日の午前8時ごろに撮影された映像です。
前線や低気圧の影響で、青森県や秋田県など東北北部では非常に激しい雨が降り続いて、線状降水帯が確認されるなど記録的な大雨となっています。https://t.co/i6jGIC1LKo#nhk_video pic.twitter.com/O6cdy5psM0— NHKニュース (@nhk_news) August 3, 2022
【線状降水帯による大雨】
気象台は今日3日(水)18時09分に、新潟県下越で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。新潟県下越では、昼過ぎにも線状降水帯が解析されていて、夕方再び雨が強まっています。https://t.co/URRnjEXa8X pic.twitter.com/vm4rgxpbgP
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 3, 2022
新潟県下越、山形県南部
線状降水帯が発生!
周りの人と声をかけ合って、命を守る行動を。 pic.twitter.com/v1FPR11Epf— 蓬莱大介 (@daisukehourai) August 3, 2022
【新潟県下越・山形県置賜に線状降水帯発生情報】
青森などの活発な雨雲が抜けたかと思いきや、新潟~山形の県境付近では発達した雨雲の帯が形成されて大雨が降り続いています。宮城は、奥羽山脈を隔てているのでそこまでではないものの、まだこの後も雨が強まる可能性はあるのでご注意を。 pic.twitter.com/I98mAa5xPb
— 小杉浩史(気象予報士) (@Hirofumi_Kosugi) August 3, 2022
【お知らせ】
奥羽本線・東能代~大館駅間は、大雨の影響により大規模な線路設備被害(盛土流出)が発見されたため、当面の間列車の運転を見合わせます。復旧作業には相当の日数がかかる見込みです。作業の進捗状況及び運転再開見込みについては、随時お知らせいたします。 pic.twitter.com/xKmSip7LqS— JR東日本【東北エリア】運行情報 (公式) (@JRE_Tohoku_A) August 3, 2022
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