生物学や物理学などの分野で引用された論文数の世界ランキングで、日本が過去最低の12位に下落したことが分かりました。
これはNHKが取り上げた情報で、自然科学の分野に関する引用された論文数で日本は過去最低の12位に後退し、初めてトップ10から陥落。
一昨年までの3年間平均で引用された日本の論文数は3780本となり、韓国などの各国に抜かれて過去最低の順位を更新することになりました。
論文の総数も6万7688本で、こちらも前回から順位を落として世界5位となっています。
ここまで日本の順位が下落している原因は研究開発費の低迷や研究時間の減少があると見られ、担い手となる若い研究者の不足もそれに拍車をかけていると言えるでしょう。
博士号の取得者の数は先進国の中でも日本の減少傾向が目立ち、20年間で倍増した隣国の中国や韓国と比べて日本は尋常ではない勢いで減っています。
政府の支援不足や整備不足も大きいと思われ、政府が動かなければ日本の科学力は減少傾向が続くことになりそうです。
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220828/k10013791031000.html
自然科学の分野で、おととしまでの3年間に発表され引用が多かった論文の数を各国で比較したところ、日本は過去最低の12位に後退し、初めてトップ10から陥落しました。
調査したのは文部科学省の科学技術・学術政策研究所で、おととしまでの3年間に世界で発表された生物学や物理学など自然科学の22分野の論文を国や地域ごとに分析しました。
経済力の後退とともに、博士号取得者も論文数も激減し、国力は低下。防衛費拡大の前に教育・研究開発費の拡大を
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退
博士号取得者の数が、米国や中国、韓国でこの20年ほどで倍増した一方、日本では減少傾向が続く https://t.co/xEClByormI
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 28, 2022
「文部科学省は、…要因として、ここ20年で国内の大学の研究開発費が主要国に比べ伸びていないこと、研究時間の確保が難しいことを挙げています」
これぞ国立大学法人化や運営費交付金の減額、誤った「選択と集中」による“目覚ましい成果“。当事者の文科省が他人事すぎる。 https://t.co/9XPxW7cvQB
— リフレ女子 (@antitaxhike) August 28, 2022
研究者たちは「国が金を出さないから」というが、それだけだろうか。過去三年の論文生産性の低下には、コロナ研究の停滞が効いているはずだ。先進国最低レベルだ。感染研と御用学者のデータ独占が問題だ。もっと議論を
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退 https://t.co/zgoR6Io7HF— 上 昌広 (@KamiMasahiro) August 28, 2022
“論文を書く若い研究者が増えないと、論文も増えない。博士号の取得者の数はほかの国では増えているのに日本ではどんどん減っている。人に投資していないのがいちばんの問題で、危機感が足りない”
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退 | NHK https://t.co/kBtzSQfFFo
— 室生 暁|解剖学研究者 (@SatoruMuro) August 28, 2022
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退 | NHK https://t.co/ytzLVQBVED 文部科学省や財務省、政府の現行の高等教育政策は着実に予想された成果をあげています。その結果がこれ
— 増田聡 (@smasuda) August 28, 2022
自民党が率先して国策で後退させてるんだから、当然の結果としか言いようがない
自然科学分野の引用論文数 日本は過去最低の12位に後退 | NHK https://t.co/aesbHHLepe— 蛟。’22 (@d_a_dillion1985) August 28, 2022
もう驚きはしない。ああいう政権がいる以上、どんな衰退が起きても。https://t.co/ATnhRbRj4p
— パヴォーネ🦚 (@GentlyWeeps_Bot) August 28, 2022
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