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安倍元首相の家族葬に儀仗隊、安倍氏が戦後初の派遣だった!自衛隊を私的利用か 実弟・岸防衛相が指示と東京新聞


*防衛大学校
陸上自衛隊の儀仗(ぎじょう)隊が7月に行われた安倍晋三元首相の葬儀に参列したことについて、戦後始めてのケースだったことが東京新聞の取材で判明しました。

儀仗ぎじょう隊は安倍晋三元首相の家族葬に派遣されており、1967年に行われた吉田茂元首相の国葬を含めて、首相経験者の家族葬に派遣されたのは過去に例が無いとしています。
実弟の岸信夫元防衛相の指示を行い、派遣の法的根拠として「自衛隊の礼式は防衛省令の定めるところによる」と説明。

現時点で9月の国葬への参加は不明だとしていますが、政府側の要請があれば儀仗隊が再び派遣される可能性が高いです。

7月の段階だと銃撃された安倍晋三元首相への同情もあって大きな問題視はされていませんが、ここに来て「儀仗隊の派遣は自衛隊の私的利用ではないか」とする批判意見が相次ぎ、国葬反対の世論と合わさって政府への批判が強まっています。

 

元首相の家族葬に儀仗隊派遣、戦後は安倍氏だけ 実弟・岸防衛相が指示
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198630

7月に行われた安倍晋三元首相の葬儀に陸上自衛隊の儀仗ぎじょう隊が参列したのは、戦後の首相経験者の家族葬では初めてだった。防衛省が本紙の取材に明らかにした。防衛省・自衛隊の弔意表明の一環として、安倍氏の遺族の意向を確認し、防衛相の指示で行ったと説明している。当時の防衛相は安倍氏の実弟の岸信夫氏だった。
◆元防衛庁長官の家族葬には3例
政府がかかわった首相経験者の公的な葬儀は、1967年の吉田茂氏の国葬以降、2020年の中曽根康弘氏の内閣・自民党合同葬まで11回ある。すべて儀仗隊が参列した。安倍氏の家族葬のように、政府が関与しない首相経験者の私的な葬儀は個別に行われてきたが、儀仗隊参列は「確認できる範囲において、安倍氏以外はない」(同省陸上幕僚監部)という。

 

 

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