中国本土に近い台湾の金門島で、中国軍の物と見られる軍事用ドローン(無人機)が撃墜されました。
台湾軍の発表によると、ここ数週間ほどは金門島に侵入してくるドローンの数が増えていたとして、9月1日午後1時過ぎにも侵入してきたドローンに対して警告射撃を行うも全く効果が無かったとして、そのままドローンを撃ち落としたとのことです。
台湾側は中国の偵察ドローンだと分析し、蔡英文総統も強力な対抗措置の実施を認めていました。
一方で、中国も正体不明のドローンだとして、緊張感を高めるつもりはないとのコメントを出しています。
アメリカのペロシ議長が台湾を訪問してからは両国の緊張関係が高まっており、特に中国側の軍事演習や偵察行動が大幅に増加していました。
台湾離島に侵入→撮影動画が中国で拡散 ドローンを台湾軍が初の撃墜
https://www.asahi.com/articles/ASQ915RQ8Q91UHBI022.html?ref=tw_asahi
台湾の国防部(国防省)は1日、中国福建省アモイの対岸にあり、台湾の施政下にある離島・金門島周辺の上空に侵入した民用の無人機1機を撃墜したと発表した。金門島の近くではペロシ米下院議長の訪台後、中国の民用とみられる無人機の飛来が相次いでいたが、撃墜は初めて。
台湾離島に侵入→撮影動画が中国で拡散 ドローンを台湾軍が初の撃墜 https://t.co/YGHQjDNKf1
ある意味、大規模な軍事演習より、こうした小さな出来事が衝突を引き起こす(盧溝橋事件然り)。
台湾国防部の「台湾側から挑発行為はしない」は大切な表明。— 冨名腰隆 Takashi Funakoshi (@funakoshi_ta) September 1, 2022
台湾軍、ドローンを撃墜 中国から飛来かhttps://t.co/AaudD556RI
台湾軍は同日正午(日本時間午後1時)すぎ、金門島近くの小島、獅嶼付近の制限水域上空にドローンを発見。獅嶼の駐留部隊が警告を発したが反応しなかったため、銃撃して撃墜した
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 1, 2022
【台湾国防部、金門島で初めてドローンを撃墜と発表】
これまでも台湾側は警告射撃等手順を踏み対応してきたが、今回、所属未確認の民間無人機を初めて撃墜。 pic.twitter.com/2PZ7nYLP9h— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) September 1, 2022
台湾軍が中国のドローンを撃墜しました。ここは日本のように「緊張感をもって注視する」姿勢が大切です。まだ飛来するようなら「遺憾の意」を表明、それでも飛来するなら「極めて遺憾」を表明するなど、要は相手にしないことが正解です。https://t.co/WYrhCmd15r
— StudioTakeda (@takedamitsuru) September 1, 2022
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