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感染症危機管理統括庁を来年度中に設置へ!岸田首相が言及 感染症対応の司令塔機能を集約


*官邸
9月2日に新型コロナウイルス感染症対策本部で岸田文雄首相は「感染症危機管理統括庁」を来年度中に設置する方針を決定しました。

感染症危機管理統括庁は新型コロナウイルスのような感染症の流行に対応するための庁であり、今までは厚生労働省などが担当していた感染症対策の司令塔機能を一元化するとしています。
合わせて専門家組織も、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、アメリカのCDC(疾病対策センター)と同じような新組織を設置するとしていました。

日本版CDCが分析を行い、感染症危機管理統括庁が専門家の情報を元にして判断を行うというような形で、さらには医療機関などと協定を締結する仕組みを法定化することも決定されたと報じられています。

地域の拠点病院には有事に担うべき医療提供も義務付けとなり、保健医療提供体制が感染症危機管理統括庁を通して国の管理下に置かれた形になりそうです。

 

感染症対応の司令塔機能強化へ、危機管理統括庁を設置=岸田首相
https://jp.reuters.com/article/pm-kishida-comment-idJPKBN2Q301Z

[東京 2日 ロイター] – 岸田文雄首相は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部であいさつし、内閣官房に内閣感染症危機管理統括庁を設置すると発表した。感染症対応に関わる総合調整を一元的に所管し、司令塔機能を強化する。

保健医療提供体制について、病床や発熱外来などに関して医療機関等と協定を締結する仕組みを法定化することも表明した。地域の拠点病院には有事に担うべき医療提供も義務付ける。

 

 

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