＊アメリカ国務省
アメリカ政府がロシアに居住・滞在している自国民に向けて、ロシアからの即時退避勧告を発表しました。
CNNの記事によると、9月27日に 在ロシア米大使館は「限られた民間の移動手段が残っているうちに直ちに出国を」と呼び掛け、ロシアへの渡航も含めて見合わせるように警告を出したとのことです。
先日から始まっているロシア政府の大規模な動員令によって、二重国籍者もその対象になる恐れがあるとして、アメリカ政府は最高レベルの強い呼び掛けでロシアからの出国を要請しています。
また、出国要請に合わせて、「ロシア当局はデモに参加した米国民を逮捕した」とも伝え、ロシア当局の規制や取り締まりが厳しくなっているとも明かしました。
一方で、ロシアの隣国である北欧のフィンランドは9月28日にロシア人の入国権利を大幅に制限すると発表し、動員令を拒んで押し寄せているロシア人の受け入れは限定するとしています。
部分動員が発表された9月24日から1日で1万人以上のロシア人がフィンランドに入国したとして、フィンランド政府は増大しているロシア人の入国者に強い警戒感を示していました。
米大使館、ロシアからの米国民即時退避を勧告 二重国籍者は動員対象の恐れ
https://www.cnn.co.jp/usa/35193881.html
（ＣＮＮ） 在ロシア米大使館は２７日、ロシアに居住・滞在している自国民に「限られた民間の移動手段が残っているうちに直ちに出国する」よう勧告した。同国への渡航も見合わせるよう警告している。
同大使館のウェブサイトに掲載された同日付の警告では、ロシアが「ウクライナ侵攻を支援するために国民を軍隊へと動員する」ことを受けて、二重国籍者が「兵役のために」徴集される可能性があると指摘している
フィンランド、ロシア人の入国の権利を「大幅」制限
https://www.cnn.co.jp/world/35193913.html
（ＣＮＮ） フィンランド政府は２８日の声明で、ロシア人が観光や他のシェンゲン協定圏に移動する際の通過を目的に入国する権利を「大幅に」制限すると明らかにした。
声明によると、フィンランド政府は２９日、入国の権利を大幅に制限する決定を承認する。
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