財務省が10月20日に2020年度の上半期貿易統計を発表し、貿易赤字が過去最悪の11兆75億円だったと明らかにしました。
今年の上半期(4月~9月)はウクライナ戦争で資源価格の高騰が加速、それによって輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は赤字で11兆円を突破。
この数字は去年の同じ時期よりも10兆円ほど多く、統計を開始した1979年以降で過去最大です。
貿易輸出に関しても19.6%増の49兆5763億円でしたが、それを大幅に超えて貿易輸入の60兆5838億円が圧迫した形となっています。
資源価格の高騰や円安の強まりが貿易赤字を増大させていることから、これらの要因が収まらなければ赤字は増える可能性が極めて高く、円高に方向転換しなければ、日本にとっては苦しい状態が長引くことになりそうです。
財務省統計
https://www.customs.go.jp/toukei/shinbun/trade-st/2022/2022094.pdf
上半期の貿易赤字が過去最大の11兆円、財務省発表 資源高や円安で
https://www.asahi.com/articles/ASQBN3GTHQBNULFA007.html?ref=tw_asahi
財務省が20日発表した2022年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報値)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆75億円の赤字だった。年度半期の赤字額としては13年度下半期の8兆7601億円を上回り過去最大。ロシアのウクライナ侵攻による資源価格の高騰に円安が重なり、輸入額を押し上げた。
◆ 貿易赤字2兆円
9月🇯🇵貿易赤字は2兆円(季節調整値)。円安で輸入コストが上昇し、国民の負担増に。いまは1ドル=150円目前とさらに円安が加速しています。為替と貿易は相互に絡む複雑な関係。1カ月前のnote「円安と貿易赤字」はそのまま読めますので、よければぜひ👇notehttps://t.co/Q0mKltvIW3 pic.twitter.com/cx2c94Dzgp
— 後藤達也 (@goto_finance) October 19, 2022
【NHKニュース速報 08:54】
今年度上半期の貿易赤字11兆円超え
半期で過去最大 急速な円安・原油高で— 特務機関NERV (@UN_NERV) October 19, 2022
【速報 JUST IN 】今年度上半期の貿易赤字 11兆円超え 半期で過去最大 #nhk_news https://t.co/Jmesk2c0Na
— NHKニュース (@nhk_news) October 19, 2022
4~9月の日本の貿易赤字が半期として過去最大の11兆円を記録しました。資源高と円安が背景です。貿易赤字拡大→円安→貿易赤字拡大という悪循環が起きているようにも見えます https://t.co/ppdykgNg5I
— 清水功哉(日本経済新聞) (@IsayaShimizu) October 20, 2022
貿易赤字、4~9月過去最大11兆円 資源高・円安響く:日本経済新聞https://t.co/WTmRgb6eCf
昔みたいに国内からバンバン製品を輸出してる訳じゃないし、逆に外から大量に燃料を輸入してるので、円安になったら普通に滅茶苦茶赤字になる定期
— フルチン済 超ジュラルミンおじさん(24) (@ilovegrupan) October 20, 2022
そりゃ、エネルギー資源高の時に円安誘導すると、記録的な貿易赤字になるよな。。。
— kazukazu88 (@kazukazu881) October 20, 2022
9月貿易赤字、2兆円超え、この時点で年間史上最大の貿易赤字、ただ輸出も伸びているが、輸入の伸びがエネルギー高でさらにすごい pic.twitter.com/SThUwLyujf
— 野村雅道 FX湘南(山下公園、稲取港、横浜田園) (@nomurafx) October 19, 2022
結局円が下がると貿易赤字になるよね…工場になるみたいな話はもう無理だよね…
— dokon (@dokon) October 20, 2022
最早「貿易」については日本は赤字国であり円安はマイナスです。経常収支はかろうじてプラスを保っているものの急減しておりほぼ0です。「円安メリット」は、海外の収益を受け取れる一部に限定され、殆どの国民にとって円安はデメリットの方が大きい現状を認めるべき時です。https://t.co/xw9WuBN1jz
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) October 20, 2022
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