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防衛増税の裏で救難捜索機や陸自戦闘ヘリの廃止決定へ ヘリコプターを無人機で代替 無人化に懸念相次ぐ


過去最大の大幅な防衛費の増額が決定されましたが、その裏で自衛隊の貴重な装備品の1つが廃止される方向で決定されました。
それは航空自衛隊の救難捜索機や陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターなどで、これからはヘリコプターを無人機に置き換えて対応するとしています。

廃止方向で調整が進んでいるのは、空自の救難捜索機「U125A」(26機)や戦闘ヘリ「AH64D」(12機)、対戦車ヘリ「AH1S」(47機)、観測ヘリ「OH1」(33機)となっており、海上自衛隊もP1哨戒機(33機)や哨戒ヘリの削減を検討しているとしていました。

つまり、ヘリコプターを大幅に削減&廃止して、それを全て無人機に変えてしまうような内容で、人命救助にも関わっているようなヘリコプターの廃止決定に関係者からも驚きの声が飛び交っています。

ウクライナ戦争では大きな成果を上げている無人機ですが、依然として遠隔操作による誤爆や誤認識も多数あり、臨機応変な対応だと人間が直接操縦しているヘリコプターには勝てません。
さらにウクライナ戦争の影響で無人機対策のジャミング兵器の開発も加速していることから、強力な無人機部隊を作ったとしても、それが全く使えない場面もあるかもしれないのです。

アメリカだと戦闘ヘリコプターに無人機を遠隔操作する能力を付与させて、無人機の母艦として戦闘ヘリコプターを運用する計画が動いており、世界的に見ても戦闘ヘリコプターを丸ごと廃止した日本の動きが異例だと言えます。

防衛費も大幅に増えているわけで、多用途性のあるヘリコプターをわざわざ削減してまで、無人機導入や反撃能力を高める必要性があるのか疑問があるところです。

 

空自捜索機や陸自戦闘ヘリを廃止、無人機で代替へ…防衛予算効率化
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221209-OYT1T50038/

 政府は、航空自衛隊の救難捜索機や陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターなどを廃止する方針を固めた。2023年度から5年間の防衛費が約43兆円に大幅増となる中、無人機で代替するなどして、防衛装備品や部隊の「スクラップ・アンド・ビルド」を進め、予算の効率化を図る狙いがある。

 

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