新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

違法建築を一切認めず、トルコ南部エルジンで死傷者の報告がゼロ 地震前は区長らと業者の衝突も  


*BBC
2月6日に発生したトルコ・シリア大地震で、震源に近い都市なのに死傷者数がゼロだった街があるとして話題になっています。
その町はトルコ南部のハタイ県エルジン地区であり、最初に発生したマグニチュード7.8大地震の震源地から100キロ程度の距離にある場所です。

隣接している街だと倒壊した建物も多く、このエルジン地区だけが際立って損失が少ない場所でした。

BBCはエルジン地区について、建築基準を順守した建物が多いことが理由ではないかと取り上げた上で、震災前からエルジン地区の区長らが違法建築を全く認めず、地震に強い建物が多かったと掲載。

震災前から違法建築を行おうとしていた業者と区長らが何度も衝突しており、トルコ政府が特例で違法建築を認めていた中、何が何でも違法建築を認めない区長に批判の声もあったと伝えられています。

しかしながら、そのような区長の姿勢もあって崩壊した建築物はほぼ無く、トルコの中でも震災の被害がほとんど無い街となったのです。

世界的に見ると、違法建築で建築費用を安くする行為は少なく無いと言え、トルコ地震をキッカケにして建築基準や違法建築の取り締まりを見直した国も多いです。

 

建物は倒壊せず、死傷者もなし……トルコ南部エルジンはなぜ被害が少なかったのか
https://www.bbc.com/japanese/video-64658920

6日に発生したトルコ・シリア地震では各地で多くの建物が倒壊し、死者は15日までに両国で計4万1000人を超えている。
こうした中、トルコ南部ハタイ県エルジン地区は、最初の地震の震源地に近いにもかかわらず、死傷者の報告がゼロだ。建物の被害も最小限で、倒壊した建物もない。

 


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!