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モルドバ新首相が駐留ロシア軍の撤退要求へ!新ロシア派が大統領退陣のデモ 大統領「ロシアがクーデター計画」


*モルドバwiki
ウクライナの隣国であるヨーロッパのモルドバで、ドリン・レチャン新首相がロシア軍の撤退を強く求めると表明しました。

NHKの記事によると、レチャン氏は就任に先立って16日に演説を行い、「ロシア軍が撤退し、非武装化が実現できるよう歩み続けることが重要だ」と述べ、現在はロシア軍が駐留している東部の沿ドニエストル地方からロシア軍の撤退を求めると言及。
13日にもモルドバのサンドゥ大統領が「ロシアがモルドバ国内でクーデターを計画している」と触れており、モルドバのトップがロシアに軍の撤退を強く要請した形となっています。

これに対してロシアのペスコフ報道官は「このような発言は非常に慎重になるよう助言したい。モルドバとの関係はすでに緊迫している」などと反発し、両国の関係を悪化させる行為だとして批判していました。

旧ソ連の名残からロシア軍はモルドバに強い影響力を及ぼしていましたが、ウクライナ戦争によってロシアの影響力が弱まっていたこともあり、一気にモルドバ側がロシア軍の撤退路線に傾いたと見られています。

一方で、モルドバの国内では新ロシア派勢力が数千人規模のデモ運動を実施し、首都キシナウでサンドゥ大統領の退陣を求めていました。
このようなデモ運動がロシアに仕組まれたとの声も多く、モルドバの政情不安を目指したロシアの策略ではないかと言われています。

モルドバはウクライナの西方に位置する国で、ウクライナにとっても背後を守るということで重要な場所です。
そのようなモルドバの情勢がウクライナに直結するのは間違いなく、今後もモルドバの情勢には注目したいところです。

 

モルドバ新首相 駐留ロシア軍の撤退求める考え ロシアは警告
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230221/k10013986481000.html

ウクライナの隣国モルドバでは、新たに就任した首相が、国内に駐留を続けるロシア軍の撤退を求めていく考えを強調しました。
これに対し、ロシア大統領府は「モルドバとの関係は緊迫している」と警告し、両国の対立が深まっています。
モルドバでは、欧米寄りのサンドゥ大統領が率いる政権で、今月16日に、ドリン・レチャン氏が新たに首相に就任しました。

「ロシアがモルドバでクーデター計画」 モルドバ大統領が会見で発言
https://www.asahi.com/articles/ASR2F7SRRR2FUHBI03M.html?ref=tw_asahi

モルドバのサンドゥ大統領は13日、ロシアがモルドバ国内で、政府の建物を攻撃したり人質を取ったりすることを含め、クーデターを計画していると記者会見で述べた。ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」が同日、伝えた。
サンドゥ氏は、ロシアの計画は「憲法秩序を覆し、正当な権力を不法な権力に変え、(モルドバを)ロシアが自由に使えるようにして欧州統合プロセスを止めること」を目指していると主張。ウクライナとの戦争でモルドバを利用することもロシアの狙いだとした。サンドゥ氏は、モルドバの国家治安機関がこれらの挑発を防ぎ、状況を制御するために動いているとした。

 

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