先日に発生したX2.2クラスの太陽フレアですが、2月21日にその一部が地球に接触しました。
アメリカやカナダの地磁気観測所では強い変動を観測し、日本においても地磁気の大きな乱れが捉えられています。
太陽フレアの規模から数日程度は乱れが続くことになると思われ、その間は通信障害や電子機器のトラブルが増えることになるかもしれません。
また、太陽風の影響で地球の磁気圏や地殻変動が刺激されることから、トルコで発生したような強い地震にも注意が必要です。
2023/ 2/21 12:49 更新
太陽風の乱れは小規模でした。太陽風は平均的な速度です。担当 篠原
昨夜、20日19時(世界時20日10時)に、
DSCOVR衛星で、18日のCME(コロナ質量放出)によると思われる、
太陽風の変化が観測されました。
カナダ地磁気観測
https://geomag.nrcan.gc.ca/plot-tracee/ssp-1-en.php
アメリカ地磁気観測
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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