3月4日2時半頃(日本時間)に太陽で大規模なフレアの発生を観測しました。
発生した太陽フレアの規模は最大規模のX2.0で、同時に太陽の表面上でも爆発的な噴出現象を捉えています。
大規模な太陽フレアが発生したことでCME(コロナ質量放出)も確認されており、このような強い太陽風が地球に接触した場合、通信障害や地殻変動の活発化を促すことになるでしょう。
現時点では地球への直撃コースではないと予想されていますが、水爆の数億倍とも言われているエネルギー量だけに、地球と直接的な接触が無かったとしても、大なり小なり何らかの影響が出ることになるかもしれません。
太陽フレアが地球近辺に到達するまで数日程度は必要で、引き続き太陽の動向には注意が必要です。
NASA太陽風予測
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
2023/ 3/ 4 08:24 更新
X2.0の大規模フレアが発生しました。横方向にCMEが発生しています。担当 篠原
今日未明、4日2時半(世界時3日17時半)に、
太陽の北西の端(右上)の3234黒点群で
X2.0の大規模フレアが発生しました。
Xフレアの発生は、
世界時2月17日のX2.2以来、2週間ぶりです。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
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