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新型コロナの死亡者数公表、最短でも2ヶ月後に変更!事実上の情報隠蔽か 5類移行後の5月8日から


*国内の感染者数JX通信社
新型コロナウイルスの死亡者数について、厚生労働省は5類への移行後から発表の時期を最短でも2ヶ月後に変更することが分かりました。
これまでは数日程度で発表していましたが、5類移行に合わせて病院からの報告を求めている現在の方式を取り止めることになり、5月8日から医療機関の行っている自治体への報告も終了とする予定です。

毎日新聞の記事によると、政府は出生や死亡の統計制度を使って人数を把握するとしていますが、実際に直接報告された死亡者数と比べて実数値の把握にラグがあり、専門家からは被害状況の確認に遅れが生じるのではないかとして懸念が飛び交っています。
年齢や死因などを記した調査票は月単位の報告で、死因も含めた正式な数値では発表されるのが5カ月後です。

一般国民レベルで新型コロナウイルスの関連死が何人居るのか把握するまでに相当な時間が必要になると言え、事実上の情報隠蔽ではないかとして物議を醸しています。

ちなみに、2023年までに報告された新型コロナウイルスの累計死者数は約6万人で、感染者数は3000万人超となっていました。

 

新型コロナの累計死者は6万人、感染者は3000万人超 4年目を迎えても収束の見通し立たず
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20230116_e01/

内城喜貴 / 共同通信客員論説委員、科学ジャーナリスト
2020年1月15日に新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されて3年が経過した。4年目を迎えても国内のコロナ感染者や死者は増え続けている。1日当たりの死者数が500人を超える日もある。犠牲者の大半は高齢者で、特に持病がある高齢者にとって新型コロナはまだ怖い存在だ。統計に上がってくる第8波の新規感染者数は昨夏の第7波を下回っているが、死者数の多さから実際の新規感染者数は第7波を超えているとみられている。今年に入り死者は累計で6万人を超え、感染者も3000万人を超えた。累計感染者数は人口比で4分の1近くになる計算だ。

5類移行後、死者数公表は最短2カ月後に 現在は数日 新型コロナ
https://mainichi.jp/articles/20230325/k00/00m/040/251000c

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同等に変わるのに伴い、厚生労働省は感染者の死亡者数の統計について、最短であれば死亡から2カ月後に公表することにした。病院からの報告を求めている現行の方式を取りやめる影響だ。目の前の感染状況が不透明になり、感染対策が取りづらくなるとの懸念が専門家から上がる。

 

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