日本に来た外国人の収容や難民に対する対応を定めたす入管法の改正案が賛成多数で可決されました。
4月28日の衆議院法務委員会で採決が行われ、名古屋市の入管施設で収容中に亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの遺族らが見守る中で採決を実施。
立憲民主党や共産党は「世界の流れに逆行する」として反対するも、自民党と公明党、日本維新の会、それに国民民主党の賛成多数で押し切られました。
野党側が求めていた難民認定での「第三者機関の設置」は盛り込まれず、ほぼ原案どおりの内容で可決されたとして野党や遺族らは猛反対する中での採決となった形です。
5月上旬にも衆院を通過する見通しで、強制送還の基準などを厳格化することで、これまで以上に難民や外国人の収容者に対する対応を強化するとしています。
国連組織などからは何度か日本側に緩和を求める通告があっただけに、入管法の改正案を巡って今後も荒れることになりそうです。
入管法改正案 衆院法務委で可決 来月上旬にも本会議可決見込み
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230428/k10014052481000.html
外国人の収容の在り方を見直す入管法の改正案は、難民認定の適正化などに関する修正のうえで衆議院法務委員会で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決されました。改正案は、来月上旬にも本会議で可決され、参議院に送られる見込みです。
入管法改正案 衆院法務委で可決 ウィシュマさんの遺族が抗議
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230428/k10014053021000.html
名古屋市にある入管施設で収容中に亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんの遺族が28日、衆議院法務委員会で行われた外国人の収容のあり方を見直す入管法の改正案の採決を傍聴し、賛成多数で可決されたことに抗議しました。
衆院法務委員会の理事会はさきほど終了し、委員会が始まりました。委員会の開始に先立ち、入管法改正案に反対する立憲議員から「採決はやめてください」との声が上がりました。#入管法改定案 pic.twitter.com/3ptdFVuFXW
— 朝日新聞政党クラブ(与野党・国会・選挙) (@seitou_senkyo_k) April 28, 2023
ウィシュマさん妹「外国人の人権無視」入管法改正案の衆院委可決で
オリジナル版は→https://t.co/kvsFYm7MwR pic.twitter.com/ApY0ARZDBE— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) April 28, 2023
これは無しすぎる。どこいくんや、日本……世界基準から逆爆走やんか……
■入管法改正案、衆院委で可決 強制送還の機能強化 – 毎日新聞https://t.co/m1nlAHHbWM
— あかたちかこ (@akatachikako) April 28, 2023
⬜️速報:入管難民法改正案、衆院・法務委員会で可決… 不法外国人は強制送還へhttps://t.co/AwMpLMYdjP
正規の手続きを経て難民を受け入れることは大事ですが、不法滞在者は厳しく取り締まるべきです。そもそも改正後もまだ猶予はありますからね。本当に困窮している人を救済する為にも必要なんです。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) April 28, 2023
それにしても、健康保険証の廃止に賛成したのも自民・公明・維新・国民、原発60年超運用に賛成したのも自民・公明・維新・国民で、入管法改正案に賛成しそうなのも自民・公明・維新・国民。
— 住友陽文 (@akisumitomo) April 27, 2023
【衆院委】入管法改正案が可決、難民申請2回に制限https://t.co/DFKPfwdxbi
外国人の収容・送還ルールを見直す入管難民法改正案で、大型連休後の5月上旬にも衆院を通過する見通し。現行法は、難民認定の申請回数に上限がなく、送還逃れのために「乱用」されているとの指摘がある。 pic.twitter.com/9mdmcpq7JF
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 28, 2023
入管法改正案が衆議院法務委員会で賛成多数により可決されました。我々はすでに反対の決定をしており、強く抗議します。 pic.twitter.com/pyuxUyvOQR
— 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出 (@TeamSugioHideya) April 28, 2023
国民民主はもっと批判されて良いと思います。
2年前には、
①入管法改正案には反対の立場。
難民保護法を共同提案した。②ほぼ同じ入管法改正案に、賛成するんですよ???
もはや政策の一貫性なんてまるでない。
それが国民民主
— 弁護士高橋済 (@8pLRapKwPwhCGur) April 27, 2023
いいね!しよう