NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、数日前から観測されている大型黒点を中心にして太陽の活動が非常に強まっており、5月9日だけでM2.3やM6.5、M1.3、M1.2などのフレアが発生。
そのまま太陽活動の活発化は継続し、10日に入ってもM4.2やM5.0の強い太陽フレアが連続発生していました。
数日前の太陽フレアやCME(コロナ質量放出)で発生した太陽風は5月10日に地球の各地で観測され、アメリカや日本などでかなり強い地磁気の乱れとして観測されています。
先日の太陽フレアが第二波として5月11日~12日頃に地球と接触する見通しで、しばらくは強い磁気嵐を観測し続けることになるかもしれません。
強い磁気嵐の乱れは地球全体を刺激し、地震や噴火、天候不順を引き起こすことから、日本を含めて世界中で災害への注意を強化して備えておきましょう。
NASA太陽風予測
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
2023/ 5/ 9 13:58 更新
M2.3、M6.5の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れに注目してください。担当 篠原
昨日の朝にM1.5、M1.6のフレアを起こした
太陽中心部北西(右上)の3296黒点群で、
今朝、9日5時(世界時8日20時)にM2.3、
今日の昼、9日12時半(世界時9日3時半)にM6.5と、
2つの中規模フレアが発生しています。
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/
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