5月24日に公明党が東京選挙区で自民党との選挙協力(推薦など)を打ち切ると表明した問題で、自公連立政権が崩壊する可能性も浮上してきました。
自公連立政権が解消となった場合、自民党は1選挙区あたり2万票とも言われている創価学会・公明党の支援票を失い、単純計算で50人以上の自民党議員が落選する可能性が高まるとされています。
現在は東京選挙区だけに限定されている自公の対立ですが、国政においても政策や方針の違いから両党が対立する場面が増え、今回の選挙応援解消によってこれまでの不満が爆発。
自民党内部からも公明党との連立解消や日本維新の会との協力を主張する声が飛び交っていると報道されています。
一方で、公明党と関係が深いと言われている菅義偉前首相が仲介役となって交渉する案もあり、水面下で自民党と公明党の協議が続いているとのことです。
そもそものキッカケは小選挙区を10増10減する区割り改定で議席の奪い合いが発生したからで、このような与党の醜態に有権者からは「結局は金と権力」「政策の違いではなく、議席の奪い合いなのが最低」というような呆れ気味の声も多く聞こえてきました。
公明党が24日、次期衆院選に向け区割り変更に伴い新設された「東京28区」の候補擁立を断念。東京の選挙区で自民党候補の推薦を見送る方針を固めた。28区を巡り、選挙協力してきた自公双方が独自候補の擁立を譲らず揉めに揉め、結局「ケンカ別れ」となった格好だ。
本日の公明新聞にも掲載されましたが、「10増10減」に伴うここ最近の報道やコメントを見ていると、わが党が「強引だ」とか、あたかも欲をかき、自民党を脅しているかのような表現は、甚だ心外なので、交渉に携わってきた当事者として、一言申し上げたい。 pic.twitter.com/BDm9ZvJzhJ
— 西田まこと(参議院議員/党税制調査会長) (@m_nishida) May 25, 2023
自民党と公明党の亀裂が深まっています
東京だけでなく、協力解消が全国に広がると、自民党大物ら現職60人が落選危機です自民党は足腰を強化すべきです#自民党と公明党の亀裂#協力解消#60人#落選危機
【夕刊フジ電子版 月額220円キャンペーン】https://t.co/Qu3qrQHnuH…. pic.twitter.com/vrJ84y13Jx— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) May 26, 2023
1選挙区あたり2万票の公明票を失ったら当選が危ぶまれる自民党議員が多数いるという5/26読売新聞記事。図は東京の選挙区だが、これを全国の話にすると、前回選挙で公明が推薦しなければ落選した議員は57人になると。統一教会じゃなくても結局宗教票に支えられてるんだよね、自民党。 pic.twitter.com/2ALcuT5FqV
— ミスターK💙💛 (@arapanman) May 25, 2023
すげぇよ岸田総理。誰もなし得ない公明との連立解消に最も近付いてるやん。これ、保守名乗る奴は岸田総理を拝まないとダメじゃないのか? https://t.co/wLJi0TVnUx
— あまおち総統 (@amaochi) May 24, 2023
公明側の言い分だと、自民は当初、28区の候補はいないと説明したため、いち早く候補擁立を決定。ところが、後になって自民が「昨年末に自民都連が候補を決定した」と、異なる説明をしてきた。。。その候補とは。。?? https://t.co/CHnN9d39XR
— 辻よしたか 大阪市会議員 東住吉区 (@ytsuji2001) May 27, 2023
自民と公明のドンパチが、政策を巡ってのものでなく、選挙の都合によるいがみ合いだってのが、実に奴ららしいと言えば奴ららしいと言えなくもない。要するに選挙の事しか考えてねぇんですよ。自分達が吸える甘い蜜を他人に奪われまいと必死なだけですよ。
— 立川雲水 (@tatekawaunsui) May 25, 2023
いいね!しよう