6月18日から太陽でやや規模の大きな太陽フレアを相次いで観測しました。
観測されたのはM1.4やM2.5などのMクラス太陽フレアで、6月18日からの2日間で計4回のMクラス太陽フレアが発生。
その内の一部は地球でも観測されており、6月19日から世界各地で大きな乱れとなって地磁気観測所で計測されています。
特にアメリカの地磁気観測所で観測された数値は大きく、今月に観測された磁気嵐の中では一番大きな変動となりました。
強い磁気嵐の変動を観測した後は地震や噴火の発生頻度が増えることから、しばらくは地殻変動の活発化に警戒が必要です。
2023/ 6/19 13:49 更新
M2.5、M1.4のフレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。担当 篠原
昨夜、18日22時半(世界時18日13時半)に、
太陽の南東(左下)の3336黒点群で、
M2.5の中規模フレアが発生しました。
3336群では、昨日の朝のM1.3に続いての
Mフレアの発生です。SOHO衛星LASCO C2、C3を見ると、
CME(コロナ質量放出)は左下に向かって発生しています。
広がりは小さい様で、地球への影響はなさそうです。
気象庁 地磁気観測所
http://www.kakioka-jma.go.jp/
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
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