6月27日に気象庁が鹿児島県の大隅諸島にある火山・口永良部島(くちのえらぶじま)について、噴火警戒レベルを2から3(入山規制)に引き上げると発表しました。
気象庁によると、口永良部島では山体の浅いところを震源とする火山性地震が多発しており、噴火の発生リスクが高まっているとして、新岳火口から概ね2kmの範囲を対象にして噴火警戒レベルの引き上げを発表。
火砕流や噴石などの被害が発生するおそれがあると強調し、住民には危険な地域への立ち入りを制限するように呼び掛けています。
口永良部島では2015年5月にも大きな噴火が発生したばかりで、今回の同じ規模の噴火が起きても不思議ではないとされていました。
口永良部島の噴火警戒レベルを3へ引上げ
https://www.jma.go.jp/jma/press/2306/27a/kuchinoerabujima_20230627.html
報道発表日令和5年6月27日
概要
本日(27日)18時42分に口永良部島の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げました。
本文
口永良部島では、本日(27日)から山体の浅いところを震源とする火山性地震が多発しており、火口から概ね2km以内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。このため、本日(27日)18時42分に、口永良部島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
【報道発表】(R5.6.27)本日(27日)18時42分に口永良部島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。新岳火口から概ね2kmの範囲では警戒が必要です。#いのちとくらしをまもる防災減災https://t.co/NQcrDk3JIy
— 気象庁 (@JMA_kishou) June 27, 2023
【火山情報 噴火警報(入山規制)】
今日18時42分、鹿児島県・大隅諸島の火山、口永良部島(くちのえらぶじま)の噴火警戒レベルが、レベル2からレベル3に引き上げられました。小さな地震の回数が増えて、過去24時間の回数が基準に達したためです。今後の火山活動に警戒を。https://t.co/Q9XP4oXkh3 pic.twitter.com/iKFqILzRk5
— ウェザーニュース (@wni_jp) June 27, 2023
口永良部島の噴火警戒レベルに対応した規制範囲は次の画像のとおりです。 pic.twitter.com/JScVn64SsG
— 特務機関NERV (@UN_NERV) June 27, 2023
19時30分現在16時間も有感地震が止まっています。その前は26時間も有感地震が止まっていました。
5月に入ってからこれだけの有感地震の停止は初で、最近では異常事態と言えます。口永良部島の警戒レベルが3に引き上げられ、昨日が上弦の月だったので噴火と併せて大きめの発震に注意してください。 pic.twitter.com/CBZyKCLtfD
— 昴-𝐒𝐔𝐁𝐀𝐑𝐔-☆𝕊𝕋𝔸ℝ𝕊𝔼𝔼𝔻☆ (@SUBARU_STARSEED) June 27, 2023
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