太陽では7月7日にM4.0の強い太陽フレアを観測し、それによって太陽風やCME(コロナ質量放出)の乱れが発生。
昼頃から日本やアメリカなどの世界各地で強い磁気嵐が観測され、今月に観測された乱れの中で最も大きな変動となりました。
強い磁気嵐は地球の地殻変動を刺激し、地震や噴火の発生頻度が増えます。
先月からやや落ち着いていた地震活動が再び活性化する可能性も考えられ、引き続き注意が必要だと言えるでしょう。
気象庁 地磁気観測所
http://www.kakioka-jma.go.jp/
アメリカ磁気嵐観測情報
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
2023/ 7/ 8 13:59 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。担当 篠原
太陽風は、速度が480km/秒から460km/秒へ少し下がっています。
磁場強度は、10nTの強まりが終わって、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。磁場の南北成分は、7日16時(世界時7日8時)頃に
-8nTと南向きに強まる変化が発生し、
以降、今朝まで南向きの傾向が続いていました。
5日のニュースでお知らせした
CMEに関係する変化かもしれません。
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