*NASA
太陽で再び強い太陽フレアとCME(コロナ質量放出)を観測しました。
太陽フレアは7月29日未明にM4.1の規模で発生し、地球とはやや反対のズレた方向に太陽風が放出されています。
また、CMEも太陽の左側から放出され、現時点では地球に衝突する可能性が低いと予想されていました。
しかしながら、大型の太陽黒点が多数出現している上に、太陽活動も全体的に強まっていることから、しばらくは太陽フレアやCMEの発生頻度が高止まり状態になりそうです。
太陽活動が活発化することで地球の温度も上がりやすくなると思われ、今後も太陽フレアや太陽風が多発することになるでしょう。
2023/ 7/28 13:41 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でCMEが発生しました。担当 篠原
500km/秒台を割った太陽風の速度はゆっくりと下がり、
今朝以降は400km/秒と平均的な状態で安定しています。
磁場強度は、小幅ですが7nTから6nTへ下がり、
こちらも平均的な状態です。磁場の南北成分は、弱い北寄りの傾向が続いています。
このため磁気圏は穏やかで、
アメリカ地磁気観測所
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
NASA太陽風
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
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