2022年のウクライナ戦争をキッカケにした燃料や肥料価格などの高騰が酪農家に大きなダメージを与え、少子高齢化によって乳製品の消費量が減少していることも追い打ちとなり、生乳生産量が全国2位の栃木県でも昨年だけで約40戸が廃業。
飲用向けの生乳価格を値上げしても採算が取れず、赤字状態になっている酪農家が全国的に増えています。
NHKの記事によると、輸入飼料の価格が3年前と比べて1.5倍ほどアップし、それに燃料や資材の高騰も合わさっていることで、酪農家の経営状態は過去に例がないレベルまで悪化しているとのことです。
酪農家からは国や行政に支援を求める声も高まっていますが、国は小規模な補助金程度で、酪農家への大規模な経済支援策は行っていません。
日本の食料自給率を支えている酪農家に対する支援が薄いとして批判の声もあり、このまま酪農家の廃業数が拡大した場合、日本政府や岸田政権への不満も高まることになるでしょう。
生乳生産量全国2位の栃木 酪農家相次ぎ廃業 県、消費拡大苦慮
https://mainichi.jp/articles/20230808/k00/00m/020/031000c
栃木県産牛乳の消費拡大を図るため、県は7月、消費が落ち込む8月と12月を「県民牛乳消費拡大月間」に制定した。ミルクキッチンカーによる重点販売などを行い、県民に牛乳を飲んでもらう機会を増やす。
酪農家の廃業 相次ぐ 「一滴でも多く牛乳飲んで支援を」訴え
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20230808/1060015152.html
牛のえさ代や光熱費の高騰などの影響で、群馬県内では廃業する酪農家が相次いでいて、県内の酪農家は「一滴でも多くの牛乳を飲んで支援してほしい」と訴えています。
群馬県は、去年の生乳の生産量が全国4位と酪農が盛んな地域ですが、牛のえさ代や光熱費などが高騰していて経営の大きな負担となっています。
酪農家の生乳をメーカー側に代行販売する「関東生乳販連」によりますと、ことし6月までの1年間で、取り引きのあった県内の351軒の酪農家のうち、1割以上の37軒が廃業したということです。
牛乳の消費伸び悩む 生産量全国2位の栃木、酪農家が相次ぎ廃業https://t.co/5VdaaH6Erj
生産コストの高騰などで牛乳の価格が上昇。買い控えする消費者が増えれば、取引価格の安い加工品用に回ってしまいます。酪農家の経営は厳しく、昨年だけでも栃木県内で約40戸が廃業しました。
— 毎日新聞 (@mainichi) August 9, 2023
日本の農畜産業政策は狂っている
農地は休耕地で荒れ放題、食料自給率は38%前後で食の安全保障は破綻。
有事になり、食料断たれると日本人餓死、
外国から乳製品を抑制すれば、日本畜産業の乳性品を破棄しなくても済む
欧米では農畜産業を国家の基幹産業として支援優遇https://t.co/5YXWp7M0Pf— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) August 10, 2023
日本の酪農はおしまいか? 物価高騰・ガソリン代高騰が追い打ちを掛けているとしか思えません。https://t.co/be5D0thvjk
— I K (@mysound56006) August 10, 2023
たぶん高いんだと思う。価格的に植物由来の豆乳とたいして変わらないなら、そっちに流れてるかもしれないし。なんにせよ、人々の生活にゆとりができない限り、高くなったものから売れなくなります。⇒ 酪農家の廃業 相次ぐ 「一滴でも多く牛乳飲んで支援を」訴え https://t.co/pmDx3HPjDO
— 気候変動の向こう側 #FreeAlaa #SaveAlaa 💉😷🇺🇦🏳️🌈 (@Beyond_Climate) August 10, 2023
国内の酪農家を廃業に追い込んでおきながらミルクの原材料高騰で値上げとかどれだけマヌケな事をやってるのか。https://t.co/wrsmYCyQhd pic.twitter.com/f2lrhU0rAl
— 金魚と水上星人 (@Goldfish_Terran) August 8, 2023
馬鹿野郎!
農家と酪農家に補助金出して支援しろ!
このままどんどん農家、酪農家が廃業したら大変な事になる。農家酪農家の事業での水道光熱費を全額県が負担するとか
できる事があるだろうが!
貴様の脳みそは腐ってんのか?
この大馬鹿野郎!😡 https://t.co/fLEFW959Kd— ゲルハルトバルクホルン (@1qIB038ITyreh1Q) August 8, 2023
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