*ドル円レート
8月22日の金融市場で日本国債売りが強まり、9年半ぶりに長期金利が0.66%まで上昇しました。
これはアメリカで長期金利が2007年以来の水準まで上昇したことに加えて、日本銀行がイールドカーブコントロール(長短金利操作・YCC)運用の柔軟化を打ち出した影響で、全体的に国債売りが強まったことで金利が高止まり状態になっています。
また、国債売りと金利上昇に連動する形で円売りも強まり、先日の為替相場では1ドル146円台まで円安が進みました。
こちらも今年の最高値更新で、それだけ円売りが強まっているとも言えるでしょう。
一方で、日本政府は為替相場の円安加熱を警戒しており、財務省が為替介入を示唆するなど緊張感が高まっています。
昨年後半にも財務省が数兆円規模の為替介入を実施したばかりで、再び為替介入を行うかどうかに投資家たちが注目しているところです。
長期金利 0.66%まで上昇 9年7か月ぶりの水準
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014170121000.html
22日の債券市場では、日本国債を売る動きが強まり、長期金利は、0.66%と、9年7か月ぶりの水準まで上昇しました。
国債は売られると価格が下がって、金利が上昇するという関係にあります。
長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りは、先月日銀が金利操作のより柔軟な運用を決めてからこのところ、上昇圧力が高まっていました。
株価 値上がり 半導体関連などの銘柄で 円安傾向も影響
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014170101000.html
22日の東京株式市場、日経平均株価は値上がりしています。
▽日経平均株価、午前の終値は21日の終値より210円42銭高い、3万1776円6銭
▽東証株価指数=トピックスは16.36上がって、2257.85
▽午前の出来高は5億4514万株でした。
🇺🇸 金利上昇
10年債が4.35%と2007年以来の高水準に。金曜にジャクソンホール会議を控え、高金利が長引くとの見方が広がっています。先日、👇リンクで「米長期金利ってそもそも?」を解説しているのでよければご覧ください。週内に「金利と株価の関係」もまとめます👇notehttps://t.co/JHIqXiKcRY pic.twitter.com/pNjcQLkgBQ
— 後藤達也 (@goto_finance) August 21, 2023
【本日の主な材料】
🇧🇷🇷🇺🇮🇳🇨🇳🇿🇦BRICS首脳会議
20:30🇺🇸バーキン・リッチモンド連銀総裁
23:00🇺🇸中古住宅販売件数/リッチモンド連銀製造業指数
翌3:30🇺🇸ボウマンFRB理事発言
翌3:30🇺🇸グールズビー・シカゴ連銀総裁🇯🇵TYO
ドル円が146円半ばへ上昇中、米国債が売られて米長期金利が不安定です。 pic.twitter.com/DEsbBZye7v— みんなのFX|トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) August 21, 2023
また長期金利が4.3%を超えて、ゴールドは1890ドル割れです。 pic.twitter.com/06B52A2ugD
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) August 21, 2023
業務連絡です。国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが上昇(債券価格は下落)し、一時0.66%と2014年1月以来9年7カ月ぶりの高水準を付けました。21日の米債券市場で米長期金利が一時4.35%と07年11月以来の高水準を付けた流れが日本にも波及しています。
— 米倉教公(フジトミ証券) (@8ne55reldfrWm8X) August 22, 2023
米長期金利の最近の上昇について中国とサウジの米債売りが主因だと主張している人いますが、日本も介入準備で売っていたとしたらお盆明けは面白い相場になります。なお、日本の部分は私の憶測。中国とサウジが一生懸命売っているのは事実です。 pic.twitter.com/4vzj5Jeq1Q
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) August 18, 2023
【 $TMF 】
長期金利がグワングワン動いています。
特に先週金曜日から材料がないのに
上下動が激しい景気の先高感から、金利高止まり懸念がありますが、金利が高止まりすると経済は崖になるので、金利は急効果すると見ています。時期は延長戦。
10年債で4.3%水準は、株価にストレス、私のTMFも⤵️ pic.twitter.com/yrMW55vpq9
— シロクマ🐻❄️会計士の米国株解説 (@kimamafire) August 21, 2023
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