*ラピッドドラゴンwiki
アメリカ政府が8月28日に日本向けの米国製空対地ミサイル「JASSM-ER」を1億400万ドル(152億円)で売却すると承認しました。
これは日本経済新聞やロイター通信など複数のメディアが報道した情報で、いわゆる戦闘機や輸送機から投下することが可能な空対地スタンドオフミサイルとなっています。
約1000キロほどの射程があり、航空自衛隊の「C-2」輸送機にも搭載が可能です。
アメリカ軍では「JASSM-ER」の発展形として「ラピッド・ドラゴン」の本格導入を目指している最中で、このラピッド・ドラゴンを自衛隊も将来的に導入するのではないかと見られています。
ラピッド・ドラゴンはコンテナ形状のパレット式ミサイル投下システムで、複数の「JASSM-ER」を大量に投下・発射するために作られました。
コンテナに大量のミサイルが詰め込まれ、それを輸送機から空中投下することで一気に連続発射。
通常の輸送機も最新型の爆撃機と同じように活用が可能となるシステムで、自衛隊がこれを導入した場合、自衛隊の保有している輸送機が事実上の爆撃機に転換されると言えるでしょう。
日本に長距離ミサイル売却、米政府承認 抑止力を強化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2909J0Z20C23A8000000/
【ワシントン=坂口幸裕】米国務省は28日、日本政府に米国製空対地ミサイル「JASSM-ER」を1億400万ドル(152億円)で売却すると承認し、米連邦議会に通知した。日本への導入は初めてで、軍備増強を続ける中国や北朝鮮に対する同盟国の抑止力を高める。
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