*東京電力HP
先月24日から開始された福島第一原発の処理水放出ですが、9月11日に第1回目の海洋放出が完了しました。
今回の海洋放出では汚染水タンク10基分、計7800トン分の処理水が大量の海水と合わせて放出され、これから3週間ほどの点検などを行った上で、第2回目の海洋放出を実施するとしています。
今年度だけで汚染水タンク40基分、3万1200トンの海洋放出を予定中で、処理水の放射線量が1リットル当たり700ベクレルを超えない限り、このまま予定通りに海洋放出を継続するとしていました。
処理水の海洋放出を巡っては放射性トリチウムなどが残留したままで放出されていることから、環境汚染や長期的な影響を懸念する声も多く、東電の公式ホームページにも今年だけで5兆ベクレル程度の放射性トリチウムが放出される見通しだと記載されています。
また、放射性トリチウムは人体への長期的な影響で不明点が多数あり、何処まで本当に安全なのか誰にも断言が出来ないのが実情です。
政府や東電の基準値も参考値程度に過ぎず、基準値以下だとしても海洋汚染を悪化させるリスクがあるのは間違いないと思われます。
処理水 1回目の放出“計画どおり完了” 7800トン 東京電力
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230911/k10014191801000.html
東京電力は、先月24日に開始した、福島第一原子力発電所の処理水の海への放出について、1回目の放出が11日正午すぎに完了したと発表しました。作業の中断などトラブルはなく、タンク10基分7800トンを計画どおり放出したということで、今後、3週間程度かけて設備の点検などを行い、準備が整いしだい2回目の放出を始めることにしています。
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