*宇宙天気
先週に発生した強い太陽風が地球に到達し、世界各地でオーロラが観測されました。
これは複数発生したMクラス太陽フレアの影響を受けたもので、ノルウェーのような北極圏に近い国では多くの住民からオーロラの画像が投稿されています。
今回の太陽風で観測された磁気嵐の乱れは今年トップクラスの強さだと言え、気象庁やアメリカの地磁気観測所で非常に大きな変動を観測。
さらには追加で9月20日夜23時にM8.2の大型太陽フレアが発生、この太陽フレアは数日後に地球と接触する可能性があり、引き続き猛烈な磁気嵐が継続することになるでしょう。
猛烈な磁気嵐はオーロラのような現象を引き起こすだけではなく、電化製品全般に悪影響を与え、通信障害やアプリケーションエラーを引き起こす要因となります。
人によっては太陽風で体調不良になる場合もあり、大型の太陽風は台風のようなものだと認識しておくと良いです。
*地震や噴火などの地殻変動も太陽風に刺激されることで、発生頻度が上昇するので注意
昨日お知らせした太陽風の乱れは、
夜にかけてもう一段強まっています。昨夕、19日17時(世界時8時)に
磁場強度が8nTへ少し強まったのですが、
その頃から磁場の南北成分が南向きに変化するようになり、
-5nT前後の状態が7時間ほど続きました。
速度は570km/秒と高まった状態で、
これらの影響で磁気圏の活動が活発になり、
AE指数は、1000〜1500nTの大きい変化が
こちらも7時間ほど続きました。極域では素晴らしいオーロラが
輝いていたのではないでしょうか。
アメリカ地磁気調査
https://www2.irf.se/Observatory/?link=Magnetometers
色づき始めた夜明けの薄明の空に、いく筋ものオーロラが走っていきました。
あまりに幻想的な光景で息を呑みました。
通常のオーロラは淡いので、空が少し明るくなっただけで見えなくなりますが、昨日は磁気嵐のため、薄明に負けない明るいオーロラが現れました。… pic.twitter.com/E1JSdQbBei— KAGAYA (@KAGAYA_11949) September 20, 2023
まだほのかに明るい北極圏の夕暮れ空。
早くも舞いはじめたオーロラを、湖が静かに映していました。
(現在滞在中のノルウェーにて撮影した写真より) pic.twitter.com/12oY7iWGIA— KAGAYA (@KAGAYA_11949) September 18, 2023
【衝撃!】太陽で超巨大爆発が発生する瞬間です! 太陽で発生する爆発を太陽フレアと言います。太陽フレアは太陽の磁石の力で発生すると考えられています!映像には地球のサイズも写っていますね!いかに爆発が大きいかがわかりますね!すごいですね~!
映像: NASA/GSFCpic.twitter.com/IjEzgQpBGA
— 火山・地震情報/えいしゅう博士 (@Dr_eishu) September 14, 2023
土曜日の太陽フレアのスーパーチャージされたソーラードラゴン💛🤩🐉
これほど大規模なものはこれまで見たことがありません。地球上で見られる美しいオーロラの影響。 ✨🌈
光の力。 https://t.co/DBiVcgW75Z— パール (@jB26ipIS9D9620) September 20, 2023
太陽フレアM8.23発生#太陽フレア
D Region Absorption Predictions (D-RAP) | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center pic.twitter.com/Uhsuj1UWdW— 地震注意 Moko_モコ0168 (@mokomoko0168) September 20, 2023
先週からM級の太陽フレアがなん度も発生し太陽風と陽子プロトンが届いて地磁気が乱れています。
システム障害、家電の突然の故障、体調不良、地震等お気をつけください pic.twitter.com/vn23qTQcfx— CHIHALU K (@adjmbe) September 19, 2023
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